mixiユーザー(id:12410478)

2020年01月21日17:41

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メルカリの話 

最近、ハマっているものに、メルカリがあります。

おもしろいですね。フリーマーケットのネット版ですが…

1 袋貼り的な勤勉、一発当てるなど、代表的なお金を稼ぐメンタリティがずらっと並んでいる。

2 素人の出品者が、なぜ細々したものを仕入れられるか、よくわからない。

3 そのジャンルにより、買い物にコツがある。コツとは、他人との差異である。

…なぜ、メルカリを始めたかというと、娘がやっていて面白そうだったからです。
とりあえず、ネクタイをもう五本程度増やしたいので、まず、ラルフローレンを買いました。

次は冒険して、エトロのネクタイです。
一見して、合わせるのが難しそうですが、実は簡単。ご覧の通りです。
合わせるのが非常に難しそうだから、値段は新品の十分の一以下でした。

中古で値段が下がるというのは、価値がないようですが、そうではなく、価値が一般的でないからです。ここで、重大なことに気付きました。

価値が一般的ではないというのは、好きな人とそうでない人に分かれるということです。
つまり、他人によって評価が違うということです。

江戸時代に藩札というものがありました。藩が出した兌換紙幣です。「一両」などと書いてあり、金一両と交換してもらえたのですが、藩の財政が左前になると、交換してもらえません。ところが、その交換してもらえなそうなときに(たとえばモラトリアムが行われたとき)に、値段が下がりますが買い占めるヤツがでます。もちろん、投機です。有名なのは、紙くずになるとみられた、忠臣蔵の播州赤穂藩が、取り潰されたのに七割で藩札を買い取った一件です。半額程度で買い集めた人は大儲けしたでしょうし、その中にはインサイダー取引きもあったと思います。

つまり、不安定なものや、変わったヤツが存在するから、モノは流通します。
もしも、誰もが価値を認めるものしかこの世にないとしたら、流通は浪費や資金繰りしかなくなります。

……ところが、この話は、オチがあって、
さすがは女性。十分の一以下で買ったこの柄をみて、家内が、
「バブルのころのだ」といいました。
何のことはない。
柄が古いから安かったという話のようです(笑)
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