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2019年10月15日07:55

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武蔵小杉の浸水。拙速な開発は、馬脚を現します。

駅の浸水は止むを得ませんが、
周辺の拙速な開発には、常々、疑問がありました。

武蔵小杉の
タワーマンションの地下の電気設備と上下水道停止により、「う〇こ禁止」令が出ていることをご存じですか?
http://diary.ponkichi01.com/?p=15441


首都圏の都市計画や住宅開発は、おかしいです。


1 特定業者の利益のため、多数の人の利便性が損なわれていること。

よい実例が、田園都市線が長津田以降まで延伸したことです。そのために、田園都市線は、あのレッツノートの耐久性の実験に使われるほどの劇込みになりました。

武蔵小杉へのJR快速の停車も同じことだと思います。

今回の冠水は、多摩川の氾濫ではなく、下水道が能力を超えたからだそうです。
だから、駅前に溜まっているのは、下水です。感染症が心配です。

インフラの能力を超えた都市開発をして、ほくそ笑むのは、業者だけです。


2 まだ熟成していない技術やシステムを拙速に採用したこと。

武蔵小杉の件でいうと、タワーマンションがそれに当たります。
補修のときに普通に足場を組めませんから、ゴンドラを使って補修する、強力な足場を組む…というやり方しかありません。
もちろん、これだととても費用がかさみます。川口のエルザタワーは、12憶円。
まして解体ということになると、計算例すらネットに出ていないありさまです。

第一、今回の「う〇こ禁止」マンションは、配電盤などが地下にあった…という話ではないですか。多摩川の氾濫などを毛ほども考えていなかった証拠です。
利益を確保できればいい、後は「想定外」だ…
フクシマと同じです。

解体するということになると、五十年後。ゴースト化しています。
公費負担しかありません。
だから、タワーは禁止するべきです。
ハッキリ言って迷惑だからです。


3 その土地の性質に逆らって開発していること。

昔から、砂地(海岸や、昔、河川が通ったところ)は、住宅地には向かず、京都の六条河原のような商業地です。
東京も、港区でいうと、三田より海側は、掘っても掘っても貝が出てきます。
商業施設を作るなら結構でしょうが。

伝統的に良い土地は、
高台
(皇居は海抜27m。房総半島や三浦半島のお蔭で、東京湾はただでさえ大きな津波が起きにくいです。津波が押し寄せることはちょっと考えられません。山手線の内側にもそれ以上高いところがあります)
井戸を掘れること。
この二つに合致した土地は、山手、特に寺院がある場所に多いです。



■浸水した武蔵小杉駅、始発から再開 水没した改札は閉鎖
(朝日新聞デジタル - 10月14日 17:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5825888
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