痴漢防止シャチハタ、弊害の方が大きい。

■シヤチハタが痴漢対策用のハンコ発売へ　“痴漢に安全ピン”議論に一石
(BIGLOBEニュース - 05月27日 18:09)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=258&from=diary&id=5637301

痴漢冤罪で捕まったケースを検討すると…
１　女性の言い分をうのみにする。
２　証拠らしい証拠がない。
３　中には示談目的の因縁付けもいる。
ということが分かります。

被害者の方は、おとなしそうな人が狙われるそうです。そりゃあ、わかります。犯人も捕まりたくはないに決まっていますからね。
「高校生時代被害にあったが、その時はどういう意味か分からなかった。」という話も聞きました。（ファンの子は、女性でもプライベートな話をしてくれます。もっとも、ぼくを男ではなく、信楽焼のタヌキの賢いの程度にしか思ってないのでしょうが（笑）
そういう被害者が、冷静にシャチハタで証拠をつけることがあるでしょうか。

また、容疑者に過ぎない相手に、暴力的なマークを、令状もないのにつける…というのは、法的にいかがなものでしょうか。現行犯逮捕というものがありますが、それとは明らかに違います。

やはり、
ａ　通勤ラッシュを緩和する。
ｂ　監視カメラを多くつける。
の二つの手しかないと思います。

ａについてはいろいろと考えました。
たとえば、渋谷の東急の商業施設を召し上げて合理的にする・駆け込み乗車を警備員を使って抑止する・ハイヒールを禁止する…などの小手先の有効な手はあります。といってもハードルは高いですが。

決定的な手はありません。
新線を作っても、三十年後には首都圏ですらペイできるかわかりませんし、今日作って明日稼働できるというものではないからです。

監視カメラを増やすのが有効です。
私は、昔、監視カメラ反対派でした。
ところが、街に監視カメラがあふれて、弊害よりもメリットの方が大きいとわかりました。

というよりも、
たとえば、パソコンです。
私の一般的なセキュリティのパソコンが、ハッカーを防ぎきれるとは思いません。
しかし、科学技術ではなく文系の学術ですから、盗んでもメリットがありません。仮に論文を盗んでも、いつどこで口頭で発表されているかわかりませんから、自作として発表するメリットなどあるわけがありませんから、そういうことは起きないだろうと思います。
だから、堂々と使っています。

そう考えると、監視カメラに行動を捕捉されたくない人は、ほとんどいないと思います。いたとしたら「捕捉する価値がある人」ですから、たとえ、クルマに乗っても尾行されるのではないでしょうかと思います。