我欲をいかに解決するかが、問題。

この、「オレが、オレが…」というオヤジは、社会の大迷惑です。
会社の生産性も下げるでしょうし、周りが嫌な思いをします。

鴻上尚史さんのアドバイスは、適切です。このオヤジは悲しんでいますが、自業自得。
自業自得というのは、この場合、
自分がしたことが自分に跳ね返ってくるという文字通りの意味です。
たとえば、屋根から飛び降りたら、足をくじきます。
気の毒かもしれませんが、当然の理であり、理不尽とはいえないということです。

「組織は敵だ」（どのような組織でも、無条件に嫌だ）
といった知人のことを思いだします。
若いころの年上の知合いですが、いろいろな事象を見聞すればするほど、そうだと思われます。
悪い組織や、普通程度の組織では、新しいよい提案が出ません。嫌な思いをするだけですから。

だからこそ、共産主義には、大きな疑問があります。
立憲は共産に頭を下げて共闘するべきだという意見があります。わかりますが、トップダウン型の政党はそれだけで論外だという考え方もあるのではないでしょうか。

いろいろな政治思想がありますが、
権勢欲や自己肯定欲を何とかしようという思想はない…といってもいいとおもぃます。

ところが、
我々の苦しみは、貧困などもありますが、貧困に該当する人はむしろ少数です。このオヤジのようなヤツと会わなければならない苦しみが大きいです。

この考え方は、お釈迦様がすでにおっしゃっています。政治というよりも宗教に近いものでしょう。

私もしみじみと、
「全ての言説は一面の真実でしかない」（だから人に指図は出来ない）
と思います。

問題は、そういうことについて述べている人が
宗教　……　観世音菩薩、快庵
構造主義　……　ウェイン＝ブース、カズオ＝イシグロ

など多方面に分散しているということでしょう。
今までのカテゴリーを無効化して、大きな枠でくくりなおす（つまり、パラダイムの破壊と再生）思想が望まれます


■66歳男性が風呂場で涙…　友人もいない老後を憂う相談者に鴻上尚史が指摘した、人間関係で絶対に言ってはいけない言葉
(AERA dot. - 05月06日 16:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5608295

これから、学会発表の準備です。
…原稿も締め切りを過ぎています

トホホ…