原発を停止すべき理由は、さまざまありますが…嘘つきは信用されないという単純な話です。

いろいろな理由で、韓国の禁輸や原発の停止は妥当だと思います。

最近は、幼馴染などと電話で話すと、
「若い人は…」というフレーズが出ます。歳をとりました。
歳を取って気が付いたことがあります。
たとえば、倫理観に様々なものがあるということも、そうです。
色仕掛けやお世辞などを倫理的に毛嫌いする人も、売春や虚言ですら、一つの生きる戦略として認める人もいます。

ただ、今の社会では、信用が一番大切だ、信用ナシには何も成立しない…ということを思い知りました。
これは、人生観世界観の差に関係なく、誰もが認めるところだと思います。
倫理や道徳ではなく、社会構造の変化です。

中学の時に、水の電気分解をやりました。
水素２　酸素１　の割合で気体が発生します。
しかし、
「これが水素だという証拠はあるのか。」という、強い不信感を覚えました。
先生はもちろん、大学の有名教授でも、確かめた人はいるでしょうか。
「水は、H2Oだ。それが正しいことになっている。」と考えて、先に進んでいるのでしょう。
批判するつもりは、毛頭ありません。そうしないと化学研究も理科教育も成立しないからです。

全てが同じです。
たとえば、入院した時点滴を打たれました。テルモのナントカで、ブドウ糖と電解質が、何ｍｇ入っていると。医師も看護師も、誰一人として実験で確かめた人はいないでしょう。

それが、現代社会でしょう。
信用で動いています。
患者の、医師や看護師への信頼、医師の製薬会社への信頼、製薬会社の化学メーカーへの信頼。
それが、もしも狂ったとしたら、全てをチェックしなおす方法は、ありません。
たとえば、隣のベットの人の点滴に青酸カリが混じっていて、死んだら…
自分の点滴に青酸カリが入っているかどうか、どうやって確認しろというのでしょう。
病院から逃げ出すしかありません。

政府や東電は、数々のウソをついています。
一番見やすいのが、
https://matome.naver.jp/odai/2139169016828098101
という吉井議員の警告をスルーしたのに、「想定外」とほざいているところですが、他にも数々。

だから、現代社会では、原発は失格です。
病床の横にぶら下がっている、テルモの点滴の内容を知りえないのと同様に、政府発表を我々は、検証できません。

海産物だって、数匹をすりつぶして検査し、確率的に他の魚が大丈夫だ…といても、そうやって検査し、安全だと主張しているヤツが嘘つきなら、何もなりません。

裁判にしろ、証人が信用できるかどうかは、裁判所（裁判官）が判断します。
もちろん、そのときに「証人は本件と利害関係がある」「虚言癖があるという評判だ」などという情報は、もちろん参考にされます。

日本政府が信用されるわけは、ありません。

当たり前です。


■対テロ施設、建設間に合わない　原発９基が停止の可能性
(朝日新聞デジタル - 04月19日 09:15)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5587616