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2019年04月17日00:03

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ノートルダムの重大な象徴性とシンクロニティの恐れ。

金閣寺の放火事件というものがありました。
三島由紀夫『金閣寺』に描かれている事件ですが、

金閣寺は、確かに著名な歴史的建築物ですが、臨済宗相国寺派に属する鹿苑寺の、舎利殿です。
一国の信仰を代表するものとはいえません。

ノートルダムが焼けたというのは、もっととてつもない出来事です。
その象徴的な意味は、測り知れないほど重大です。
ノートルダムは、良く知られるように、Notre-Dame。我らの貴婦人。つまり、聖母マリアのことを指します。

聖母マリアは、キリスト教において、
弁護者、扶助者、援助者
という、女性的特質により、男性的な主への仲介を担う存在ですが、
その大本山が火に包まれたということです。
しかもさしたる理由はなく。いまのところ漏電が原因だと推測されているとか。テロならともかく、その程度で焼けるとは、信じられません。。

マリアへの傾倒(ちなみにマリア崇敬とマリア信仰は違います)は、西欧では非常に一般的なものですが、
偶像崇拝の恐れ
唯一神の信仰を脅かす
という二つの理由により、延々と議論されているテーマです。私は神学者ではないので、詳しくはわかりません。

聖母マリアは、ファティマの予言を示しましたが、
その第三の予言に関して、私の個人的な意見ですが、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%9E%E3%81%AE%E8%81%96%E6%AF%8D
に正確に指摘されている通り、バチカンの公式発表は、韜晦だと思っています。実は、もっと深刻なものではないかと思います。

その第三の予言の真実が、勃発しないことを願うだけです。

この問題は、信者の立場や、文化財保護の立場以外からも考えてみると、非常に奥が深い興味深い問題だと思います。

「金持ちが天国へ行くのは、ラクダが針の穴を通るより難しい」という教えがありながら、強欲な巨大資本の搾取が進行し、
パレスティナ人が、平然と虐殺される…
という現代の状況と、シンクロニティの関係にあるものでしょうか。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3

それとも聖母マリア志向の排除という、カソリックの狭量化、いろいろな問題の反動からの一種の原理主義化の予兆でしょうか。



仏ノートルダム寺院で大規模火災、尖塔崩落 大統領は再建誓う
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=5582692
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