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2019年04月14日06:00

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その後の節酒記 日々の記

去年の一月終わりに、頭を打って、硬膜外血腫になってから、とりあえず、二か月ほど酒を抜きました。
二か月という期間ですが、一度飲んでまた禁酒した…というようなことを勘案すれば、三か月といってもいいかもしれません。

それから、週に半分くらい酒を抜いています。
わかったことは、

1 それ以来、起床時の幻覚が非常に悪いものになっている。

たとえば、「子どもが事故にあったらどうしよう」などという、考えても仕方がない妄想が頭に湧きます。
だから、それが嫌で、酒を抜いています。
今月は、二日から、職場の懇親会までの、三日間。六日から、友人と再会するまでの五日間。そして、昨日と今日です。まだ三日しか飲んでいません。

考えてみれば、不思議ですね。
たとえば、誰しも、いずれは、死にます。
眠るような大往生もあるでしょうが、普通の人は死の苦しみを味わうでしょう。それを忘れているわけです。正常な状態では忘れています。どう考えても忘れるのが正しいですが、朝に限ってどうしようもなくなる…ということです。

それでは、逆の状態はあるか…
楽しいことや成功体験だけを思い出す…というのは、それこそ、薬でも使わない限り聞いたことがありません。アルコールも薬の一種でしょう。
どうして、普段は、思い出すとしたらネガティブなことなのか。
しかも、沢庵の『不動智神妙録』は読み、良くない想念に心を奪われるのはいけないと知っています。理屈で分かっていても…です。

一度は、「気を引き締めるために、脳がそうしているのだ。」と思いました。うまくいったときのことばかり妄想すると、甘くなるからだと。
ちょっと考えると、それは違うとわかりました。
我々は真剣になったとき、状況をネガティブに考えるのではなく、むしろ、何も考えません。

…今、wordで書いています。それを日記に張り付けるというわけですが、長方形の白紙がディスプレイに出ています。それに書いていますが、本当に集中した時は、この長方形の立のラインのようなものが出て、周りがすりガラス状に曇ります。その長方形の中に出てきたことは、現実そのもの。「失敗しないようにしないと…」などという妄想は、浮かびません。

禁酒経験以来、起床時の、落ち込みの症状が起きたことも、何とも不思議です。セロトニンか何かの分泌が、長年の飲酒により、狂ったのでしょうか。

2 三日以上禁酒しないと体調は良くならない。

11日に会った旧友も、かなり飲む人ですが、これから一ヶ月酒を抜くと言っていました。その方は、ハードな酒飲みです。非常に賢い人ですから、11カ月飲んで、1ヶ月抜くのが、やはりいいのでしょうか。同様の話を、これはという方から何回か聞きました。

3 変えるべきは、情緒のパターンである。

似たことは、前にも書きました。
恐らく、我慢して酒を抜くとしたら、その我慢の期間が非生産的なものに見える…ということから、なかなか禁酒できないのだと思います。
現に、この間、ヘビースモーカーの友人が禁煙に成功しましたが、三日寝込んだそうです。当然、その三日間は、何もできません。

2014年から、論文を書くという生活が復活しました。
そのご縁をいただいたのが、飲み友達の大学教員だというところが、何とも皮肉ですが、
しみじみと思ったのは、
三か月かけても全然実りがない勉強もあれば、黄金の十分間もあるということでした。自分が必要だと思うことと、酒をリンクさせるべきではないですね。

まして、夜など、ある時間帯に特定の気分に浸ろうというのは、何の意味もありません。

…このオフは、いろいろなことがありました。
酒を飲まずに寝ていました。

友人も会うと飲んでしまうので、長電話です。

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