フリーターは、かつて推奨された生き方でした。

フリーターを、絶賛した人もいました。
https://news.merumo.ne.jp/article/genre/6289358

少子化は、国が推奨していました。
https://note.mu/wildriverpeace/n/nbbf03709f792

まあ、そのツケが回っているということですが、

１　歴代政権の、無策が原因。
もちろん、その主要な責任は、小泉や竹中にあります。

２　「自業自得だ」などと言っても、解決にならないです。
極端ですが、中高年フリーターが、仮に亡くなられても、死体の片づけは、誰かがしないといけません。
生活保護は、権利です。出すしかありません。また、堂々と貰うべきです。貰えないなら、「今まで、ビールを飲んで酒税を払った分、返せ。」という理屈になります。自治体が、些細なところにケチをつけて生活保護費を渡さないとしたら、単なる詐欺です。
その前に、日本全体が、内需の縮小という痛手を蒙ります。

３　どうも、日本を悪くする、しようとしているという勢力があるようです。
少子化の推奨は、その典型です。
今日の事態を、官僚が予測していないはずはありません。
たとえば、旧厚生省は年金について、当の昔に「世代間の助け合いだ」（つまり、掛けた分が返ってくるわけではない）と予防線を張っています。
少子化、フリーターの激増とその弊害について、考えなかったはずはありません。
「国は信用できない」と言われますが、本当です。日本が衰退してほしくてたまらない、一等国になってほしくない勢力が、巣喰っているようですね。

当時は、キャンペーンの影響か、
「子どもを三人以上作るのは、ダサい。食べていけない。」「自分の夢を追うのは、カッコいい」という風潮は、明らかにありましたから、
少なからぬ人がのせられたのは、誠にやむを得ないと思います。

世の中には、賢い人も愚者もいます。
愚者を掬い上げなければ、政治とは言えません。

また、今、愚者と言いましたが、４０代以上でリストラされて、再就職先がなく行き詰まっている人もいます。有名大卒の上場企業社員ですらそうです。
生き方の問題ではありません。


■『中年フリーター』が高齢化すると20兆円の生活保護費が必要になる
(週刊女性PRIME - 04月12日 16:20)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=235&from=diary&id=5578611

最近、数人の友人からＳＯＳを受信しました。
また、いろいろな切実な案件で、こちらから何かを依頼した…ということもあります。
（昨日の聖書学者との飲み会とは別です）

困ったときに話し合える人がいるということは、素晴らしい。
話を聞くだけで気持ちが落ち着くし、話をされる側も、不思議と頭が整理されるからです。
迷惑などということはありません。

つくづく思ったのは、相談できる人がいる…ということは、それ自体が、運だ、才能だ…ということです。
人との出会いは、運ですし、出会った人との対人関係は、よく「人徳」と言われますが、「人徳」とは何かを突き詰めると、能力の一種でしょう。
能力というものが恐ろしいのは、持っている人は、自分の能力を当然視してしまうことですね。世の中には、小学校程度の漢字も書けない人もいます。漢字は、まだ、練習帳があるだけいいです。
まあ、コミュニケーション力は、努力をすれば万人が手に入るわけではないですから、能力、才能の最たるものでしょうね。

そういうものに恵まれない人もいますから、そこに目を向けないといけないと思います。

アル中の方が参加する団体に、ＡＡ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%83%8B%E3%83%9E%E3%82%B9
というものがあります。

これは、非常にうまく機能しているようですが、
傾聴、罪悪感の払拭（アル中は病気であり、本人の意志の問題ばかりの問題ではない。科によっては無理解な医師もいる）など、ポイントとなるものがあるそうです。
アル中ではなく、生活苦や孤立、孤独のＡＡも必要ではないでしょうか。

…ちなみに、昨日、聖書学者の大先輩と飲むまで、五日禁酒です。
私は心配ありませんが、ＡＡがらみのブログをのぞくと、アル中以外にもいろいろと勉強になりますから、たまに見るようにしています。