決定的な物証が出た。インスタント麺の発明者は、安藤百福ではない。

ぼくも、油で揚げた麺をスープで戻して食べる台湾の麺は知っていました。
特別な設備で作られるものではなく、たとえば屋台の親父さんが、家で揚げたものを持ってきて、店頭で、スープを掛けて供したり、麺だけを持ち帰り販売するなどという形式です。
こういう簡単な原理のものが、戦後に「発明」される道理はなく、不思議だと思っていました。

また、下のブログの筆者が同じ趣旨のことを匂わせていますが、
既存の原理に基づく、現に存在する既製品をアレンジして、完成度を高めたものは、決して「発明」とはいえません。

特許権は売買の対象となりますが、名誉は売買できません。

二番目のブログに乗っている特許売買の写真が決定的な証拠です。

https://www.huffingtonpost.jp/foresight/nhkmanpukuchikinramenwahontonihatsumeinanoka_a_23667239/?ncid=fcbklnkjphpmg00000001&fbclid=IwAR2OD90l2XzCvLBFFm5kw8i6vQ2fQtS2W9VP1rAKgtDJ6RvsbBM9dmKjs2Y

https://www.huffingtonpost.jp/foresight/nhkmanpukue3808fe380822573nippondenogansoinsutantoramenwachikinramendewanakattanoka_a_23668120/?utm_hp_ref=jp-manpuku

しかも、特許権争いが、エースコックなどを相手にありました。エースコックの主張は、「うちが発明した」というものであって、決して、「日清が業界の発展のために、特許を分け与えた」というものではありません。
そういう経緯を客観的に検証せずに、日清の言い分を鵜呑みにして、一方的にドラマ化するのは、たとえフィクションとはいえ、問題だと思います。

「言ったもの勝ち」とは、道義という点で青少年に悪い影響を与えます。

それにしても、この、ブログに対する反発のコメントをみると、背筋が寒くなります。
チキンラーメンファンなのか何なのかわかりませんが、まず、安藤百福発明説ありき。
ブログをちゃんと読めば、発明ではない客観的な根拠を挙げているのに、詭弁を弄して否定しようとしています。
これは、「好きな歌手の悪口を言うのは許せない」的な、
今に始まったことではないですが、人間の「業」を感じます。


【まんぷく】劇中ラーメン大集合　観ているだけではわからない“こだわり”を紹介
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=5492669