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mixiユーザー(id:12410478)

2019年02月12日09:56

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言論の自由と東洋学の振興には、右も左もない。船橋君、頑張れ!

船橋君は、Facebookのフレンドですが、忙しいと思いますので、一々許可を取ってませんが、
全体公開のFacebookですので、全文を掲載します。




本日2/11(月)、「抗議と謝罪要求」「公開質問状」と題する文書を、正式な形で東洋大学に送付しました。

これらが、あの事件に関する一つの事実関係を示すものです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
東洋大学学長 竹村牧男殿
2018年2月11日
抗議と謝罪要求
東洋大学文学部哲学科4年 船橋秀人

私船橋秀人は、東洋大学キャンパス内で抗議活動をしたことにより、東洋大学学生部学生支援課の職員から2時間半にわたり詰問され、その際に退学勧告・大声での恫喝・SNS上の投稿の削除の勧告を受けました。このことに対して大学の長である貴殿に抗議し、大学としての謝罪を求めます。本件の回答については、私のメールアドレス(pokijnga@yahoo.co.jp)に送信してください。本日より1週間以内に、よろしくお願いします。

●恫喝に対する謝罪を求める
1月21日(月)、私は竹中平蔵氏が東洋大学で教授として教鞭を執ることに抗議して、立て看板の設置とビラ撒きを行ったところ、学生部職員に、『学生生活ハンドブック』に記載の項目を理由に撤去を求められ、学生部の一室に連行されました。そこで、学生部職員は、私に対して学則第57条の「退学処分」に相当する「性行不良」「本学の秩序を乱し、その他学生の本分に反した者」の項目を実際に指で示しながら、今後退学に処される可能性がある、と私の進退に関わることをもって恫喝しました。

さらに、学生部職員は「就職先での立場が危うくなるぞ」や「君には表現の自由があるが、それには責任が伴う」等の言葉で執拗に私を脅し、「大学のイメージを下げているんだぞ。責任を取れるのか」との文言については特に大声で脅しました。これは明らかな言葉の暴力です。

●身体拘束に対する謝罪を求める
 私は、こうした仕打ちを2時間半にわたり、学生部職員5〜6人により、身体的自由を奪われた形で受けました。たとえ私に禁止事項違反の非があったとしても、これは明らかに度を超しています。私は多大な精神的苦痛を受けました。なぜ、ここまでやらなくてはいけないのでしょうか。こうした行為は、憲法18条で保障された「身体の自由」を侵す行為であり、刑法にふれる人権侵害とすらいえます。

●表現の自由に対する過剰な干渉について謝罪を求める
また、詰問のなかで、私が掲示した立て看板の写真をSNSから削除することを一方的に要求されました。本来大学は、学生が自身の活動をSNSに投稿したものの削除を要求する権利はなく、これは憲法21条で保障された「表現の自由」の侵犯です。そもそも大臣を歴任し事実上の公人である竹中氏への批判は、個人の誹謗中傷にあたらないはずです。それにもかかわらず、2時間半という長時間にわたってこれの削除を強く要求することは、明らかな学則にもとづく学生への指導という、学生部職員の職務を超えた越権行為です。

●広報の不当について謝罪を求める
東洋大学広報課は、これに関する報道各社の取材に対して「禁止行為を行うと場合によっては退学処分になることを当該学生に説明した」と釈明していますが、これこそ退学の勧告といえます。また大学は、立て看板設置とビラ配布について『学生生活ハンドブック』に禁止事項として記載されていると説明していますが、これらはいずれも学則のどの条項に基づくのかが明記されていません。それにもかかわらず、学生部職員は、一方的に学則第57条に該当する可能性があると脅してきたのです。これは、あまりに不当です。

以上、貴殿の指揮監督下にある学生部職員によって私に対して行われた、これらの非行について、東洋大学を代表する貴殿に謝罪を求めます。

以上。

東洋大学理事会御中
2018年2月11日
公開質問状

東洋大学文学部哲学科4年 船橋秀人

 私は、東洋大学文学部哲学科4年船橋秀人と申します。1月21日(月)、竹中平蔵氏が本学で教授として教鞭を執ることに抗議して、立て看板の設置とビラ撒きを行いました。以下、私が抗議活動を行う原因となった、現在の本学の問題点について記します。この点について、大学としてどのような見解か、大学の運営の責任を担っている東洋大学理事会に回答を求めます。本件の回答については、私のメールアドレス(pokijnga@yahoo.co.jp)に送信してください。本日より1週間以内に、よろしくお願いします。

ー綣埓擇蠎里討涼歟翳紳∋瓩鯊膤悗廼喫椶鮗垢蕕擦襪海箸砲弔い
まず第一に、「正社員をなくしましょう」などと公言し、新自由主義的な政策によって、多くの国民の基本的人権を踏みにじるような人間を教授として招くことは、本学の理念である「知徳兼全な人材の育成」[i]に反します。

特に、竹中氏が推進した労働者派遣法の改正による、この国の労働社会の悪化は深刻なもので、現在ではこの国の労働者(役員を除く)は、およそ3人に1人が非正規雇用という状況となっています[ii]。

しかし、竹中氏はこうした状況に対してメディアや書籍等で謝罪や反省を述べることはありません。それどころか本学においても、自由競争をさらに推し進めるべきだと公言しているのです。実際に、竹中氏は本学のホームページに掲載されている新任教授インタビューで、自身が教えているグローバル・イノベーション学の正当性について、このように公言しています。「グローバル化が進行したのは、東西冷戦構造が終わり、市場経済と社会主義計画経済が統合され、マーケットが拡大したことが最大の要因といわれますが、見逃せないのはグローバル化を可能にしたイノベーションの存在です。インターネットに象徴されるデジタルな科学技術のイノベーションによって、情報を世界中へ瞬時に伝えられるようになり、市場規模が急速に拡大したのです。こうして生まれたグローバルな競争が、また新しいイノベーションを生み出す」[iii]。以上の発言において竹中氏は、社会に新たなイノベーションをもたらすためにはグローバルな競争を推し進めるべきだと強調していますが、竹中氏が謳うグローバルな競争の実態とは、低賃金で即解雇可能な労働力によるコスト競争であり、結果としてもたらされるのは企業のために労働者が使い捨てにされる社会です。つまり竹中氏は、いまだ弱者を切り捨てる考えを護持し、今度はそれを学生に教え込もうとしていると考えざるをえません。これは、明らかに「知徳兼全な人材の育成」という本学の理念に反するものです。

⊆続慂仆鼎反擁厳漏愽軽視について
そして、第二に私が提起するのは、本学が実学偏重の大学と化していて、学問の自由という大学本来のあり方が壊われてきていることです。

現在の本学は、日本私大で最も長い歴史を誇ったはずの本学の「哲学科」を、ゼミと称して教授1人が4〜50人の学生を相手に一方的な授業を行わせるといったシステムとしていたり、「インド哲学科」と「中国哲学文学科」を「東洋思想学科」として統合再編して定員の削減を目論む一方、元々国際地域学部のもとにあった「国際観光学科」を学部として独立させたり、竹中氏も所属する「グローバル・イノベーション学科」を含む3学科を新たに「国際学部」に開設したりと、国際系の学部学科の拡充を行っています。また、一昨年には新しく赤羽台に新キャンパスが創立され、情報系学部の拡充が行われています。

こうした実学偏重の傾向は、本学がスーパー・グローバル大学に認定されて以降ますます増大しており、実際に全学生向けに留学支援と資格補助を手厚くするなどの改革が行われています。そして、これは学生のキャリアアップとして就職支援の一環でもあり、本学が就職に有利な大学として広くアピールすることによる入学者の増加を目指していることの証左でもあります。

確かにグローバル化は昨今の重要なテーマでもあるうえに、就職支援が大学に課せられた一つの責務であることは間違いなく、大学としてそれらを支援するべきではあります。しかし、その影で人文系の学部の研究環境は悪化の一途をたどっています。

そして、この学問の研究・指導の環境の規模を縮小し、代わりに実利的な学部学科を拡充したり、就職に有利なプログラムで入学者数を稼ごうとしている本学の学問軽視の姿勢は、無駄を削除して競争力を高めようと唱える竹中平蔵氏を教壇に招いていたことに象徴されています。

そうでないならば、なぜ竹中氏を「グローバル・イノベーション学研究センター」のセンター長に2016年にまで就任させているのでしょうか。竹中氏は、かねてより国公立大学の民営化、つまりは国からの大学への補助削減を提言しています。実際に、竹中氏は『毎日新聞』の取材で「東大の土地を貸しビルやショッピングセンターにして、その上がりで研究すればどうか」[iv]と言い、大学をも企業と同じようなコスト競争に晒すべきだと主張しているのです。現在の本学は、こうした考えに従って大学改革を推し進めていると言わざるを得ません。これは学問の府のあり方として深刻な問題です。なぜならば、本来大学とは、短い期間で成果をあげる企業とは異なり、長い年月による積み重ねをもとに社会貢献への糸口を探る場であるべきだからです。もし大学が企業と同じように目先の利益ばかりを追求するようになれば、短期的な成果主義によって学問の自由という大学本来のあり方が壊れてしまいます。これでは、本学は大学として諸学の追究と人材の育成という社会的な役割を果たせなくなるでしょう。また、本学の創立者井上円了は「諸学の基礎は哲学にあり」という言葉を、東洋大学の理念として語っています。哲学、すなわち真理の探究は、目先の利益や成果の追求によっては成されえないものです。競争社会の推進を唱える竹中平蔵氏に教鞭を執らせていること、そして本学が学問の自由を放棄して実学偏重に陥っていることは、この「諸学の基礎は哲学にあり」とする本学の理念に明らかに反しています。

以上の問題提起に基づき、下記二点についてご質問いたします。

【質問事項】

|歟翳紳∋瓩鯔楹悗龍擬として招いていることは、東洋大学の理念に反するものではないのでしょうか。

⊂綉のような本学の実学偏重の傾向は、学問の自由を侵すものではないでしょうか。


[i]東洋大学の理念(東洋大学ホームページ)
https://www.toyo.ac.jp/site/about/accreditation03.html
[ii] 総務省統計局より算出
https://www.stat.go.jp/…/r…/sokuhou/4hanki/dt/pdf/2018_3.pdf
[iii] 竹中平蔵教授へのインタビュー(東洋大学ホームページ)
https://www.toyo.ac.jp/site/gakuhou/102765.html
[iv] 『毎日新聞』(2018/8/23朝刊)
http://mainichi.jp/articles/20180823/ddm/016/040/011000c
以上。

引用元
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=2313817345569362&id=100008233574897


■東洋大学、竹中平蔵教授を批判した学生に2時間半の“指導”…「退学」の言葉も使用か
(Business Journal - 02月10日 10:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=175&from=diary&id=5492483
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年02月12日 10:01
    みんなの問題です。いっしょに闘います。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年02月12日 10:19
    > mixiユーザー 

    船橋君の提起した問題は、決して、竹中だけではないですね。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年02月12日 10:21
    > mixiユーザー 大きな問題のひとつの結節点だと思っています。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年02月12日 17:31
    何、この理路整然とした文章(驚)

    オレ、恥ずかしくてこんな人と酒呑めねーよ(笑)
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年02月12日 18:34
     京都大学の望月新一教授が、今年年初のブログでこんなことを書いていました。
     船橋さんの公開質問状と同じ内容なので、引用しておきます。

    ***** 引用ここから *****

     「世界をリードする」
    という文言をよく目にしますが、(私の印象では)多くの場合には、この表現は非常に不適切な、「履き違えた」ような意味で用いられています。つまり、以前の記事(=2017-11-21付け)でも言及した通り、このような表現を用いる多くの大学関係者は、

     「世界をリードする」=即ち、欧米の主流や
      流行りを日本でもいち早く導入し(言い
      換えれば、いち早く「ダウンロードして
      インストール」し)、その欧米の主流や
      流行りに対して精一杯、究極的な「イエス」
      を発信することこそが「世界をリードする」
      ことである

    というような考えの下で表現を用いているような印象を強く受けています。

    ***** 引用ここまで *****

     確かに、これは学問研究者の態度ではありませんね。
     望月教授の言う『いち早く「ダウンロードしてインストール」』できるような人を、東洋大学は育成しようとしている、これがグローバル化教育や実学偏重教育の実態だろうと思います。そして、欧米の主流にイエスしか言えない人が量産される。米国へ行くと分かりますが、他人と同じ意見を言う人は、「さっきの人と同じ意見なら、時間の無駄ですから発言しないでください」と注意されます。全くグローバルな人材ではありませんね。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年02月13日 08:21
    > mixiユーザー 

    立派ですね。
    今回の件で、大学当局は、大変損をしました。どういう反論をするか楽しみですが、多分、反論にならず、「そんなことは言ってない」などと誤魔化すでしょう。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年02月13日 08:29
    > mixiユーザー 

    おっしゃる通りです。
    もう新自由主義は古い考え方ですから、輸入してオウムのように繰り返しても、それは世界をリードすることにならないでしょう。
    しかも、竹中平蔵氏が、学者としてどうか? という疑問の声があります。
    ある政治学者によると、
    博士論文が一度落ちている、実は査読論文が一本も通っていないとのことです。
    私は素人ですから、よくわかりませんが。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年02月13日 09:46
     新自由主義は1970年代から1980年代初期にかけてさかんに研究されたものであり、レーガン大統領が採用した方法であり、結果、米国経済がボロボロになったため、疑問視されている学派です。また、同時期にサッチャー首相も採用し、その結果、イギリスの地方都市が衰退してしまいました。
     失敗が実証されていますから、論文は通らないでしょう。
     宇沢弘文は晩年反省して、この考え方で経済政策を進めると、発生する社会問題の甚大なこと著しいので止めようと言っていました。森嶋通夫は、新自由主義者が言っている事と実際に起きることは逆の事であるから、極めて危険であると徹底的に批判していました。20年ほど昔の話です。宇沢弘文も森嶋通夫も、最晩年は、景気が良くなるとか賃金が上がるなどということなどは二の次で、経済の分野における社会的正義をどのように実現するかが経済学の使命であると考えていました。学生の指導方針も、経済指標やお金の計算に熱中せずに、人々がどのような営みをしているか観察しなさいというものでした。宇沢弘文も森嶋通夫も数学は良くできる人でしたが、今後の経済学は、社会学や心理学や哲学などの知識が必須となると言っていました。
     船橋さんの批判は、ノーベル経済学賞をとってもおかしくないと言われた宇沢弘文と森嶋通夫の考え方に立っていますから、竹中平蔵の能力では回答できないと思います。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年02月13日 10:25
    > mixiユーザー 

    その通りだと思います。
    toeicの点数上げに熱中して、頭の中がアッパラピ〜の大学生と似ていますね。
    竹中の「正社員をなくせ」という話は、クビになった人がどう生活するかを全く織り込んでいませんし、景気が良くなれば所得の低い人に富が還元されるという考えは、願望とイメージで夢を語っているだけに過ぎません。

    現政権は、国民を騙しているのでしょう。
    国民がよく騙されるな…というところが、しみじみと恐ろしいです。
    竹中のような人は、大学という専門家集団が排除しなければなりません。そのための大学です。東洋大学の経済学部のレベルが低いのか、教授会の意に反して、政治権力が彼を教授に就任させたのか…今回の船橋君の行動がきっかけとなり、その辺りが明確になればいいと思います。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年02月13日 10:53
    > mixiユーザー 

    ところで、この日記は、「公開」ですが、
    Facebookのメッセで船橋君に送ってよろしいでしょうか。
    Facebookの私のタイムラインでの公開は抵抗がありますが、皆さんの励ましは支えになりますし、内山君の書き込みは、船橋君の具体的なヒントになると思います。

    もちろん、他の方の書き込みもありますが、差し障りがあるかもしれないのは、内山君の書き込みですので、お伺いします。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年02月13日 12:57
     どうぞ御自由に使ってください。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年02月13日 13:15
    > mixiユーザー 

    ありがとうございます。
    ご本人は、拡散を希望されているそうです。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年02月13日 20:23
     実名がいくつか書いてありますので、その方々に迷惑がかかるといけませんので、見ず知らずの人に送信する場合は、末尾に「文責:内山真」と表示してください。
     そもそも「拡散」って何ですか?。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年02月13日 21:35
    > mixiユーザー 

    私が船橋君にメールでお知らせしたのは、この日記のURLですから、誰が書いたかわかります。
    拡散とは、船橋君の日記を、mixiに書くなど、広めて欲しいという意味です。この私の日記のことではありません。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年02月14日 07:22
     そういう意味でしたか、若者言葉を知らなくて御手間をおかけいたしました。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年02月16日 03:38
    素晴らしいし、同感です、私も同内容の日記を書いています。
    ただ船橋君の大学の言論封殺についての抗議文は今知りました、正に拡散されなければなりません。
     それと内山さん、勉強させていただきました、私は工学部卒故半可通ですが故宇沢弘文先生の社会的共通資本程度は読んでいますし、素晴らしい先生だと思っています、貴方の知性と知識に敬意を表します。

mixiユーザー

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