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2019年02月10日19:52

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なぜ、埼玉県民は、「鷹揚」に見えるか。

川越に住んでいたことがあります。
不動産屋から、「川越の旧市街の人は、自分が住んでいるところに誇りを持っています」と言われました。
しかし、これは、川越藩という近世の枠です。

近世やそれ以前の時代は、オーバーにいうと我々のメンタリティーを形成していると言えるのではないでしょうか?

たとえば、葛飾は、現在の四県にまたがる地域です。
金町は東京、松戸や柏は千葉。三郷や加須は埼玉。さらに古賀は、茨城県です。
県を超えて、似たようなメンタリティーの方が多いです。
もちろん、善人も悪い人もいます。秀才も凡才もいますが、いわく言い難いメンタリティーです。

たとえば、初雁。
郡の名前ではなく川越城のことですが、川越藩が領有した、志木以北の川越や坂戸、所沢、狭山などはやはり、同一のメンタリティーです。

足立は、
今の足立区と北区の一部、埼玉県の、川口〜大宮、鴻巣あたりまで。これも同じです。

一時は、所得や生活環境のせいだろうか? と思いましたが、大手町までの距離と地価が似たような地域でも違います。たとえば、志木のマンションに住んで都内の会社に通っている人は、浦和や三郷の似たような物件に住んでいる人よりも、坂戸の豪農に似ている気がします。

私は新潟県人です。
父は山形より、母は富山よりです。
父の実家は、母音の数が違い声調まであるという地域です。母の地域は、直江津という富山まですぐのところですから、関西弁に近いです。しかし、新潟県という一体感はありました。
友人の僧侶が、「それは、越しの後の國。度僻地だから…」と言ってました。そんなところでしょう。
武蔵國とは違い、近世以前には発達していなかった地域だから、言葉は違っても同じようなものなのでしょう。
ちなみに、佐渡は、歴史的に京都に近い地域なので、独特です。

…話を戻します。
なぜ、埼玉県民が寛容か。
おそらく、自分が埼玉県民だという自覚はないからだと思います。
「ダ埼玉」と言われても、どこの地域の話だろうかと。

しかし、
川越人に「川越はダサい」というと、怒ると思います。


漫画「翔んで埼玉」きっかけは
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5492682
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