インフルエンザ。頭の体操をしました。

前にも書きましたが、改めて書きます。
家族が月曜日にインフルになりました。
大きい病院は断られました。
「突然、歌を歌い出した。」とか、何とかウソをつけば脳症ということになってみてもらえたかもしれませんが、さすがに、自分さえよければいい…とはいきません。

豊島区の休日診療所に行きましたが、
「ウチは大丈夫そうだから、診てもらったら、待っている他の人に悪いね。」と言って、途中で帰る赤ちゃん連れのご夫婦もいました。
世の中は捨てたものではないですね。待っている病人や家族の方のマナーの良さにはびっくりしました。

一心病院に行こうというアイディアも出ました。
隣の大塚駅の駅前にあります。
一心の「一」とは、バラバラになったものを一つにするという動詞的な語句でしょうね。
百床くらいある中規模の病院ですが、
さすがに近所の住民は、「気味が悪いから、よほど緊急の時でないと…」あるいは、ちょっと理屈っぽいタイプの人は、「医師免許をもつ信者の人は、グンと少なくなるはずだから、医療レベルが低そうだ（少々、藪でも、信者なら採用されるということ）」などと、敬遠しています。

http://www.isshin.net/services/naika/
これをスクロールすると、アブラハム、イサク、アベル、マタイ、ルカ…といった、聖書の人物が自然と思い浮かびます。
応援に駆け付けた長女が、「文鮮明お父様万歳！」と言えば診てくれるといいますが、却下です（笑）

結局、空気が悪くて整理券も出ない休日診療所で三時間も待って、見てもらえました。
ゾフルーザという一回飲めばいいという新薬です。
耐性の問題や薬価の問題を指摘する声もあります。

その日に、私は37，5度。
すぐに熱が下がりましたが、翌日火曜日、家族からもう一人、インフルが出ました。

私は平熱ですが、熱が出ないタイプのインフルもあるそうです。
土曜日（今日）からセンター試験です。
うつしたら悪いので、木曜日に検査しました。少し痛かったです。陰性。

ところが今日、友人のウィルス学者にその話をしたら、「十二時間以内は結果が出ないらしいよ」と言われました。ということは、毎日、検査しなければいけないのでしょうか。
いや、毎日、検査しても、ダメでしょう。
その話が本当なら、
仮にＡという日時に検査したら、Ａの十二時間以内に感染していたら検査しても意味がないからです。

では無駄か？
陽性がキチンと出る場合があるから、そうは言えません。
では、何パーセント検査の効果があるか、何回検査するのが合理的か…
あり得ませんが、三分おきに検査しても「十二時間以内」というのが三分縮まるだけで意味はありません。
トンだ頭の体操になりました。数学は勉強しておくべきですね（笑）

結局、金曜夜は、おっかなびっくり、現役生の古文をやりました。敬語（敬意の方向）の日です。自分でいうのは何ですが、他の人に任せるわけにはいきません。

しかし、巨大な津田沼校でも、さすがに浪人生の姿は影も形もありません。
インフルに罹ったら元も子もないから、やっちゃんのところに行って、多少有意義なことを聞いても仕方ないと判断したのでしょう。

正解です。



■インフルエンザ患者が急増　全国で「警報レベル」に
(朝日新聞デジタル - 01月18日 15:53)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5461828