mixiユーザー(id:12410478)

2019年01月16日12:41

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現実的にものごとを考えないといけないと思います。

この現実的にモノを考える能力は、かつて日本人のお家芸でした。
しかし、急速に衰えていると思います。
地下鉄に、Y11などの訳の分からない表示が出てから、アレ? っと思いましたが、ジャンルに係わらず、あらゆる場で現実をとらえる力の衰退がはじまっているようです。

たとえば…
日曜日、子どもが調子を崩したので、豊島区の休日診療に行きました。ウチは文京区ですが、地下鉄で池袋に出た方が、文京区の東側に行くより近いからです。
保健所のワンフロア―でしたが、60人待ちです。
整理券ナシ。狭い場所に並んだパイプ椅子に座り、外に出られません。
インフル以外の菌を持っている方もいるでしょうから、およその待ち時間がわかれば、家で待ちたいという人も、食事を買いに行きたいなどという方もいると思います。長女が差し入れに来て、交代で休んだりトイレに行ったりして、ようやく何とかなりました。

おまけに、午後の段階で受付終了です。
(「患者さんの数が多い場合、途中で受付終了となる場合があります」などと、ホームページに書くべきでしょうが、それがありませんし、「本日終了」の一言もありません。若いお母さんは、十人が十人ともスマホで検索するのに。)

区役所に意見を出すために検討しましたが、ボール紙とホワイトボードで作れる整理券システムは、お前が作れと言われたら、二時間(ホワイトボードを百均で買い、ボール紙をはさみで切る)、千五百円程度でできます。
その旨をこんこんと説明した意見を、区役所にメールしました。

要するに、頭が働かない、先例踏襲主義としか言いようがないことです。

さて、
塾の問題も同じです。
大学院生のころ、バイトしましたからわかりますが、
塾の先生が教員より教え方がうまいとは、言えません。特に中下位の子はそうです。では、一流進学校に進むためにはどうしたらいいかというと、塾のごく一部の先生が適しています。なかなか見つけられないでしょうね。
たとえば現在完了を、完了、経験、継続、結果と教えると、長文を読むスピードが遅くなるという話があります。
国語も将来の大学入試に有害でない教え方を全ジャンルにわたってできる人は、稀です。恐らく百人に一人はいません。

その辺りが予備校(高卒生を対象とした講義形式の大手)と違うところです。
ここでいう塾とは、小中対象のものに限定されますが、

しかし、
どうしてこんな無駄なシステムでしょうか。
学校に行き、塾に行く。
屋上屋を架すとは、まさにこのこと。
読書の時間がありません。

部活はしないとダメ。塾に行くのが普通。地域行事に付き合う。。
思考停止しています。
地域行事はパスしていいし、部活は好きな人が、民間の指導者のもとにやればいいと思います。
学校の補習
たとえば、カッコを外すときに符合の向きが変えられない子の指導は、先生がやる必要がありません。ボランティア的な人を雇えば済みます。

建前的な「理想」、情緒的な制度に付き合わさせるのは、中学生にとって迷惑至極です。
ものごとを現実的に考える力の衰弱でしょうね。

思い切って官民が手を組んで、徹底的に合理化していかないと、
学校の先生も塾の先生も、過重労働で潰されます。

もっとも、休日診療の整理券も発券できないのですから、相互に目の敵にしていると言われている学校と塾が組むのは、夢のまた夢かもしれません。



■学習塾「80日間、休みゼロ」 元講師「生徒のため」で疲弊、無念の退職
(弁護士ドットコム - 12月15日 08:42)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=149&from=diary&id=5419946
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