似たような話があります。
ある人が亡くなられて、通夜に行きました。
結婚して数年のきれいな奥さまと子どもさんがいましたが、奥さんが、彼の職業や出身大学などを一切知らなかったということがありました。
そういえば、非常に社交的な人で、飲みに行きましたが、互いの家を行き来したということはありません。だから、故人の友人として奥さんにお会いしたのは、通夜が初めてです。
純愛だと思います。
その人の背景とは一切関係なく、男女が結ばれるのですから。
奥さんも、彼が有望株だなどということは、考えずに彼と生活したわけです。
遺棄と駆け落ちは別の話です。
特に駆け落ちは、事情が分からないのに云々することは出来ないと思います。コメントできないことにコメントを慎むのが倫理でしょう。
某国のスパイ云々は、妄想としか言いようがありませんね。もちろん、私はこの事件に無知ですから、スパイではないという証拠を握っているわけではありませんが、何でスパイに結び付くのか…
今の凡庸な生活を肯定したいわけですね。だから、未婚の母を「無計画」と罵ったり、生活保護を「豚に餌をやるな」と罵ったり。
情けないとは思いませんか。
自分がどれほど、天下国家に貢献しているというのでしょうね。
世の中は、ぼくらが考えているよりも多様です。
計画的に普通の生活をするよりも、はるかに美しい生活がこの二人の間にあったと思います。
理屈ではなく、現象をまっすぐに見るべきです。
■30年内縁、死亡の妻は誰? 遺棄事件被告は本名知らず
(朝日新聞デジタル - 12月17日 20:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5423067
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