なぜ、白石容疑者に取材費を払わないのだろう。

今、新聞は、道義も内容も、潰滅的な状態です。
なにせ、新聞社の幹部が総理大臣と会食しているのですからね。
論外ですよ。
もちろん、朝日だけではありません。
東京新聞、日刊ゲンダイ以外は潰滅的です。

しかも、仮にいい記事を書いたとしても、インターネットの時代です。
自分の心地よいフェイクニュースやフェイク解説を読んで、ますます真実から遠ざかる。
そういう時代はかなりの確率で（ほぼ確実に程度でしょうか？）来るでしょう。
ニュースを一つ百円で売っているようなサイトが多くありますが、あれも、高過ぎると思います。
１０読むと千円。誰が買うか…

実は、新聞を読んでよかったという体験は、ぼくは、今までの人生で体験していないかもしれません。
役だった、ためになったという体験は、専門書の読書です。専門書は、著者のアイデンティティがかかっていますから念入りに書かれています。

新聞が生き残るためには念入りな取材をするべきですが…
何で、白石にかつ丼代程度を支払わないのでしょう。

法律的に言ったら、白石といえども推定無罪です。
死刑になるとしても、死刑そのものが罰則です。
何を食べても自由です。

またどんなに悪いヤツでも、労働の対価をもらう権利があります。
もちろん白石が「百万円出せ」と言ったら、断ってもいいとおもいますが、
重い内容を話すのだから、本人の苦痛や、後で「果たして話してよかったのか…」などと悩むことを考えたら（裁判もあれば人格権もあります）、十万円くらいは払ってもいいと思います。

重罪人を叩いていい。
戦時中に、生き残った特攻隊員や共産党支持者に「非国民！」と礫を投げたバカどもと、同じ匂いを感じます。

どうも気になりますね。



■座間の９人殺害、被告が記者と面会　「お金払えば話す」
(朝日新聞デジタル - 09月18日 18:34)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5294420