テレビも芸能界も演劇も、全然、分かりませんが…
役者魂などという言葉を耳にします。
全く違った存在になりきるということでしょうか。
ある中年の男が、
エリート官僚にも牧師にも、小心翼々たるサラリーマンにも兇悪な服役囚にもなりきる。
たとえば、岸部一徳さんが官僚やノーベル賞学者や下人をも好演したように。
このことは、役者ではなくても、我々にとって時には必要なことですが、なかなか難しいですね。
樹木希林さんは、
『時間ですよ』の中年女性
『寺内貫太郎一家』からの老け役
さらに『林檎殺人事件』「ピップエレキバンのCM」と…
千変万化でした。
女優になると言ったら、
「女優は美人がなるものだ」と、お父さんに反対されたそうです。
そりゃあそうでしょう。
当時、女優と言ったら、原節子や山本富士子の時代でしたから。
昔は男性目線の女優、女性歌手でしたが、
今は、男受けだけではなく、同性の支持を基盤とする芸能人が多く誕生しています。
たとえば、中森明菜さんや安室奈美恵さん、仲間由紀恵さんなども、男性ファンは確かに多いですが、一定以上、女性の人気に支えられている人だと思います。
そういう新しい時代を先取りした人だと思います。
ご冥福を心からお祈りします。
樹木希林さんが死去 最期は自宅で家族に看取られて
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5291811
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