何回でもいいます。貴乃花は正しい。唾棄すべき、マスコミの日本的幼稚さ。

このニュースは、モリカケ隠しのニュースでしょう。
昔からある、ありふれた（というのは不穏当かもしれないけれど）、大相撲の不祥事が延々と報道されていることは、理解できません。

しかし、
嫌でもパソコンを開けば、このニュースは目に入ってきます。
特に大相撲が好きではありませんが、
この事件は、悪い意味での日本の体質を明確に表している事件です。
そういう意味で、関心を持たざるを得ませんでした。

まとめてみましょう。

１　貴乃花が聴収を拒否するのは、理の当然。
刑事事件になりました。
聴収に応じると、犯人側にこちらの意図などをリークしかねません。警察も弁護士も当事者同士で話し合わないように指導するのは、当然。基本の基です。

２　加害者側の協会が、事情聴収するという倒錯。
協会は、監督不行き届きの廉で、民事の被告になり得る立場です。犯人が裁判長を務めたがっているという、この倒錯！

３　モンゴル人力士が、「巡業部長を代えろ」という、ガバナンスの不徹底。
協会の役職は、親方の互選です。
一般社会でも、「あの課長は、やりにくいから代えてくれ。」などという直訴はできないでしょう。
貴乃花が悪いことをしたなどの正当な理由がなく、このような発言が出るとは、親方に逆らったのも同然です。
双羽黒の廃業ではないですが、彼らは、即廃業でいいと思います。

４　日馬富士の廃業は逃亡だ。
普通、不祥事を起こした社員や職員は、処分が下るまでは、自主的に退職できません。
こんなことを認めた協会は、おかしいです。まさにガバナンスの衰弱。

５　白鵬の、モノ言い、万歳、日馬富士を復帰させたい発言
まあ、これだけ舐められているのです。

そして、こうしたガバナンスの衰弱は、貴乃花親方の責任ではなく、第一義的に相撲協会の責任です。

…マスコミは、
貴乃花が何となく気にくわないから（改革派だから）と、
貴乃花を貶める発言をしています。
しかも、感情、情緒、空気のレベルです。
中学、高校で、政経を勉強したのでしょうか。

これは、戦前のどの村の話でしょうか。

道理が通らない。空気が王様。

だから、嫌です。

『失敗の本質』
https://search.yahoo.co.jp/search;_ylt=A7dPGZfMVx9aR1YAF7yJBtF7?p=%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%AE%E6%9C%AC%E8%B3%AA&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=-1&oq=%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%AE%E3%81%BB%E3%82%93%E3%81%97&at=&aa=&ai=S5otion.Q6Se.I_QrqAHYA&ts=12471

をじっくり読むべきです。


■日馬富士「礼儀、直すのが先輩の義務だと」　引退会見
(朝日新聞デジタル - 11月29日 14:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4880758