昔の化粧は、欠点を隠すものでした。
だから、確かに、風呂や便所と通底するものがあったかもしれません。
しかし、今は、化粧は表現です。
全く別のものに変わるという、アイデンティティの変容ですから、いいのではないでしょうか。
大体、マナーというものは、明かに人迷惑なものを除いては、
コンビニの客のクレームと同じで、
一部の理があるからと言って、それをカサにかかって押し付けてくる、そういう図々しさや攻撃性というものがあり、昔から好きになれません。
また、
「素顔を人に見られたくない」が日本文化だ…
というところは、大いに違うでしょう。
中古の貴人の未婚の女性だけでしょうね。
この問題は、なかなか、面白いです。
私は学部も院も国文でしたので、
「結婚するまで、処女であるべきだ」という、戦前から高度成長にかけての一般常識を調べたことがあります。
それは決して庶民が持っていた価値観ではありません。
江戸末期の武士の価値観、明治のキリスト教経由の日本のエスタブリッシュメントの価値観が、庶民に乗り移ったものでした。
ワインが流行ると、いつの間にか、バーでグラスを回すようになるのと同じ。そんなフランス人は(一部マニアは知りませんが)パリの酒場では見たことがありません。
お直しならセーフ!? 電車で化粧する人の心理、それが気になる人の心理
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=134&from=diary&id=4606885
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