ついに年金不足を政府が明言…

やっぱダメだねこの国は。
物価や税金は先進国並みだが、最低賃金は最低レベル。
そんな国で、老後の為に数千万も貯蓄なんて、そうそう出来るもんじゃない。
教育費も高いから、だったら、自分達の老後の為に、一生独身か、結婚しても、育児休暇とかも取りづらいという事もあって、ダブルインカムノーキッズでいよう、そう考える人が益々増えるのは明白。

更には、だったらやっぱり年金なんて払わすに、払ったつもりで貯めるわ、と、未払い者も当然増えるだろう。
或いは、税金は高いが、最低賃金も高い、医療費や教育費もかからず、年金など、老後の手当ても充実してるヨーロッパなどの海外にとっとと移住しちまおう、その為に今から勉強しておこう、という若者も増え、今まで以上に優秀な若者、人材が、どんどん海外に出て行ってしまうかもしれない。

つまり、このまま行ったら少子高齢化と、年金不足は加速するばかりって事だわ。
でもこれ、今に始まった事じゃないよね。
にも関わらず、この何十年もの間、全然何も変わっていない。
逆に、投資に失敗して、より年金を減らしただけ。

ずっと言い続けてる事だが、取り敢えず、まずは最低賃金を上げろや。
言うまでもなく、格差社会は給与の格差から始まる。
それと、教育費を下げろや。
それに、他の先進国に比べて、多過ぎる国会議員の数と、ズバ抜けて高い給与をカットしろや。
これもずっと言い続けてる事だが、国会議員が、国民の代表であるならば、その給与も、国民の平均収入と同じでいいじゃないか。
自分達の給与を上げたかったら、国民の収入が上がるように努力すりゃいい。
まあ、でも、そんな事する訳ないね。
国会議員が、自分達の首を締めるような法律や仕組みを作る訳ないからね。

上級国民？なる、ふざけたネーミングの一部の人間にだけ金が集まるような仕組みをとっとと解消しなければ、この国の未来は真っ暗闇だわ。
じゃなきゃ、うちら、“下級市民”は、兎に角、生きる為の目先の収入確保の為に、益々奴隷化されて行く。
資本主義なのに資本を貯める事が出来なければ、貧乏人は一生貧乏のまま。
その子供も、親が高い教育費を払えなければ、いい学校、いい大学に行けず、学歴社会においては、やはり、貧乏から抜け出すのは難しい。
奨学金という名の学生ローンを利用したところで、社会に出る時、数百万というマイナス貯蓄からのスタートをしなければならない。
で、最低賃金が最低レベルのこの国で、必死こいて奴隷の如く働き、気が付きゃ定年で、その先数十年、どう生きりゃいい？、年金も足りねえのに、となる。
てこたあ、夢や希望なんて、抱くだけ無駄だし、少しでも楽して稼げる方へと流れて行くだけだ、と考える若者が増えるのも当たり前。

こうして、世の中、金が全て、となると、金にならない、なりにくい、なるかどうか分からないもの、特にこの国においては、芸術、更には伝統文化さえも損なわれて行く。

しかし、“上級国民”なる者達には、格差社会はおいしい仕組みなので、これをわざわざ変えようなどと思う訳もない。
企業の内部留保もしかり。

と、いう訳で、取り敢えず、やっぱ子供には、今まで通り、海外へ行けと言い続けるとしよう。
それまで、地震など、大規模災害が起きないよう祈りつつ。
https://newspass.jp/a/1ddar