mixiユーザー(id:12290887)

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2019年12月15日22:52

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古い切符のコレクションから。その２

　今回ご紹介する古い切符は入場券でして、まずは画像を御覧下さい。

　これは日本国有鉄道が発行していました｢ことぶき入場券｣です。

　そして次の画像を御覧下さい。

　　
　入場駅の欄に日付を押していますが、昭和６０年の７月４日に実際に使用された入場券である証拠です。

　この剣の裏面には発行箇所の判子が押されています。
　○に交の印は、日本交通公社という意味です。つまり日本交通公社の髙松旅行センターが発行したことぶき入場券と言う事です。

　これが券の表面のアップですが、何にも記入されていませんね。
　実はこれでも問題は無いのです。
　そもそも、ことぶき入場券とは、国鉄の列車を使って新婚旅行に旅立つカップルのお見送りをする人たちの為だけに使われる特別な入場券なのです。
　どうもこの入場券は、国鉄よりも旅行会社が発行することが多いようです。
　新婚旅行ですので、鉄道の乗車券や特急券だけではなくホテルなどの予約も必要ですので、各旅行会社が出している新婚旅行ツアー商品を申し込まれる人が多いので、その時に一緒に発行するのではないでしょうか。
　このような入場券は国鉄ぐらいでしょうか？　他の交通機関では聞いたことがありませんし、世界的に見ても珍しいと思います。
　ＪＲとなった今でもこの入場券は存在しているのでしょうか？　それが知りたいですね。

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