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2020年02月21日01:25

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ありふれた幸せの尊さを知った日々のたわごと

どうも。
さきほど絶望を味わった男。

あおでございます。

え?
コタツの、電源が・・・・・・入らない!?
スイッチを切り替えても、コンセントを差しなおしても、全く反応がない?
え、マジっすか!?
まだ2月っすよ?
いくら暖冬とはいえ、まだ寒いよ?
まだ、出番だよ?
え、どうしたの?
え、ちょ、お前・・・マジか?
え、これ、どうしたらいいの?
あおさんはこれからどこで寝たらいいの?
いやいやいやいや、これ、だめでしょう!
マジで、ちょっと待って。

絶望。
それは常に襲い掛かる隙を狙っている。
改めて平穏というものが如何に脆いか、我々が享受する穏やかな日常は容易く崩れる土台の上に建っているのだという事を痛感させられたのだった・・・。
当たり前は、当たり前じゃない!

ちなみにその後、ケーブルを付け直したりいい子いい子してあげた結果、なんとか無事に復旧させる事に成功しました。
でも、怖くて電源切りづらい(苦笑)
そして、いつまた不機嫌が訪れるかという恐怖が消えない。
完全に、駆け引きでコタツにイニシアチブを取られてしまった!
やりおる。
とりあえず機嫌をとりつつ、あと1ヶ月は頑張って頂きたいと思っています。

と、思いがけず余計な前置きが入りましたが、前回の続き。
みんな注目の日本アカデミー賞!
各種演技賞プラス1の予想です。


【主演男優賞】

笑福亭鶴瓶     『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』
菅田将暉      『アルキメデスの大戦』
中井貴一      『記憶にございません!』
松坂桃李      『新聞記者』
GACKT       『翔んで埼玉』

とりあえずGACKTはないだろ。
菅田くんもちょっと前に獲ってるからない。
松坂さんも助演だけど去年獲ってるし、ない。
中井さんは流石の演技で相応しかったんだけど、あえて話題性込みで師匠かな?
観てないからどういう演技か分からないのが不安だけど、師匠を信じましょう(笑)


【主演女優賞】

シム・ウンギョン  『新聞記者』
二階堂ふみ     『翔んで埼玉』
松岡茉優      『蜂蜜と遠雷』
宮沢りえ      『人間失格 太宰治と3人の女たち』
吉永小百合     『最高の人生の見つけ方』

とりあえず言いたいのは、ブレない小百合サマへの愛情ね(苦笑)
別に小百合サマの演技力を否定したい訳ではないですが、映画に出演したら必ずノミネーションされるのはどうなの?
確認してみた2000年以降では11作連続のノミネートで、漏れナシ。
流石に優遇が過ぎるだろ!
いやぁ、パワーを感じますね(苦笑)
ま、それでも流石に最優秀までのプレゼントは控え気味になってますし(2回のみ)、今回もノミネートまででしょう。
近年の常連のりえさんも何回か獲ってますし、今回ではないはず。
二階堂さんは、作品内容がねぇ(苦笑)
コレ系の演技での受賞はないでしょう。
シム・ウンギョンさんは・・・・・・日本アカデミー賞って、外国籍の方にあげるの?
いや、ヘイトではなく。
『フラガール』の李相日監督などで在日の方の受賞はあるんですが、(確認漏れしてなければ)純粋な外国籍の方の受賞は今までにないんですよね。
そもそもノミネート自体が『月はどっちに出ている』のルビー・モレノさんのみというレアケースではあるんですが。
こんな時代だからこそ新しい扉が開くのか!?
いや、無難に近年活躍の目覚ましい松岡さんの初受賞になると思います(苦笑)


【助演男優賞】

綾野剛       『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』
伊勢谷友介     『翔んで埼玉』
柄本佑       『アルキメデスの大戦』
岡村隆史      『決算!忠臣蔵』
佐々木蔵之介    『空母いぶき』
吉沢亮       『キングダム』

う〜ん、マジで分からん(苦笑)
そもそも、なんでコレだけ6枠?
どうしてもこの6人で甲乙付け難かったって事?
とは、思えんのだが。 
というワケで、賑やかしの為に追加になったと考える岡村さん(すいません!)は脱落。
残りの5人での争いになるんですが・・・・・・いや、本当に甲乙付け難い。
助演に関してはキャリアの長さはあんまり関係ないみたいなんですよね。
超ベテランの方に功労賞的にあげる事もあれば、旬の若手俳優の箔付けや期待してますよのご祝儀的にあげてる事もある。
で、この5人なら誰でも受賞出来る理由はあるし、5人ともまだ日本アカデミーを獲った事がないという。
蔵之介さんとかはキャリアや活躍を考えると獲ってておかしくないと思いますが、日本アカデミーに限らず意外なほど受賞が少ない。
上手いと思いますけどねぇ。
といった感じで悩みどころですが、作品の内容と旬的な部分で伊勢谷さんはないかな?
コレでではない感ありますよね(苦笑)
演技力って部分では抜群の柄本さんですが、日本アカデミーでのノミネート自体が初なので、今回は見送りでしょう。
柄本さんは30年後ぐらいに、助演でのノミネートの常連俳優になってそう(笑)
綾野さんもそろそろ貰えておかしくない人なんですが、コレではないかな?
『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』はきっと師匠が主演を獲るし(ホントか?)、それ以上はプレゼントないでしょう。
今回のアカデミーではガン無視された『楽園』で助演ノミネートだったら有力だったんだけどなぁ。
で、蔵之介さんと吉沢さんの2択。
マジで甲乙付け難いですが・・・・・・吉沢さんでいきましょう!
『キングダム』での一人二役は評価高かったですし、近年の活躍も凄い。
今年も出演作多数でお世話になる映画会社も多いでしょうしね(笑)


【助演女優賞】

天海祐希      『最高の人生の見つけ方』
小松菜奈      『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』
高畑充希      『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』
長澤まさみ     『キングダム』
二階堂ふみ     『人間失格 太宰治と3人の女たち』

エロカッコイイと評判だったけど、長澤さんはないでしょう。
賞系の役ではない。
小松さんも綾野さんと同じ理由でなし。
申し訳ないですが『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』にそこまでの力は感じない。
W主演作のはずが、なぜか助演に回された天海さん(苦笑)
そもそもが助演じゃないから、この作品で最優秀助演女優賞を獲るのはおかしいだろう?
そんな納得出来る様な出来ない様な理由で消し(笑)
残るは高畑さんと二階堂さん。
甲乙付け難いというより決め手に欠ける感じですが、主演とダブルノミネートだった二階堂さんがこっちで受賞かな?
うん、全く自信がないです(苦笑)


【外国作品賞】

『イエスタデイ』
『グリーンブック』
『ジョーカー』
『運び屋』
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

『ジョーカー』
以上。


こんな感じですかね。
う〜ん、本当に今年は悪い意味で混戦ですね。
自信ないし、自信を持って薦められる作品も少ない。
結果に関係なくあおさん的にはコレだと思うってモノもないという、とても寂しい状況。
邦画を愛する民としてとてもツラい。
本当に自信あるの『ジョーカー』ぐらいです。
ま、あおさんは自身は『ジョーカー』そんな好きくないんですけど!
なので一昨年の悪夢の再来もありえる状況ですが、そうなっても今回は悔しくない(笑)
本当にイマイチな空気が漂う今年の日本アカデミー賞ですが、注目の授賞式は3月6日。
みなさん、期待して待ちましょう!(笑)


では、以下先月観た映画の感想その2です。



『ラストレター』(劇場)

やっぱり、あおさん、岩井俊二好きですわ(※一部例外もあり)。
という訳で、2016年公開の『リップヴァンウィンクルの花嫁』以来となる岩井俊二監督作品。
岩井俊二監督を知ってる方なら、タイトルで「おや?」っと思うかもですね。
それもそのはず。
この作品は監督の初期の代表作である『Love Letter』に対するアンサー映画でもあるらしいです。
といっても内容的に繋がりがあるという訳ではなく、あくまで手紙をモチーフとした作品としてのアンサーであり、ちゃんとそれぞれで独立した作品です。
ま、『Love Letter』の主要キャストの二人が出ていたり、手紙の行き違いといった連想させるモノはありますので、観てたらより楽しめてベターではあるかと。
でも、観てなくても大丈夫です。
現にあおさんは『Love Letter』をあまり覚えてませんでしたし、なによりあおさんは『Love Letter』がそんなに好きではない(笑)
それでも十分楽しめましたし、とても良かった。
なので、その部分はあまり気にしなくて大丈夫だと思います。
内容は手紙の行き違いによる出会いと、それによる忘れえぬ想いへのノスタルジーを、現在と高校時代の回想を織り交ぜて描いています。
学校のマドンナと、その妹。
そしてマドンナに憧れる少年。
その少年が、部活の後輩である妹にラブレターを託す様子を描いた過去パート。
同窓会での予期せぬ再会から始まる交流と、思いがけない出会い。
そして知る過去の想い人の人生と、抱えた気持ちへの答えを描いた現在のパート。
それらが入り混じり、リリカルでロマンチックでセンチメンタルな作品になってます。
もう、観終わった後の余韻が凄い。
たまらなく切なくて、愛おしく暖かい。
ま、完全にこじらせ系の映画なんですけど、こじらせ映画として最高なんです(笑)
もしかしたらコレが刺さる人はちょっとダメな奴かもしれませんが、文系こじらせ野郎にはこれ以上ない青春の墓標になる可能性がありますね。
そういうタイプの映画です。
人、選ぶだろうなぁ(苦笑)
本当に個人的には最高だと思いました。
出演は、マドンナとその娘を広瀬すず。
マドンナの妹の現在パートを松たか子。
高校時代の妹と、現在の妹(松たか子)の娘を森七菜。
高校時代の少年を神木隆之介。
少年の現在を福山雅治が演じています。
ちなみに現在と書いて「いま」と読んでもらいたいですね!
心底どうでもいい(苦笑)
クレジットだと松さんが一番手ですが、実際の話の中心は福山さんですね。
そして『Love Letter』からの出張で中山美穂と豊川悦司が、『Love Letter』とは全く異なるキャラクターの役で出演となっています。
あ、あとエヴァの製作をサボって庵野さんも出てるよ(苦笑)
役者の演技で面白かったのは、福山さんですね。
神木くんと福山さんが同じ役なんですが、今回は福山さんが神木くんに寄せてます。
なのでこの映画の福山雅治はこじらせたまま成長して、ちょっと挙動不審(笑)
なかなかレアな福山雅治で、結構新鮮な感じがしました。
作品展開は、前半はコメディ色が強いですね。
岩井監督らしい可笑しみがあって、思わずニヤっと笑ってしまうシーンが多かった。
『花とアリス』的な感じですね。
それが続くのかと思ったんですが、トヨエツの出現で一変。
後半は一気に空気が変わります。
このコントラストはなかなか強烈でした。
岩井作品といえば映像美が高く評価される部分ですが、この作品では強烈に印象に残る画っていうのは無かったかな?
やっぱり画というよりは、お話の映画だったと思います。
ただキーとなる様な強烈なビジュアルの画がなかっただけで、映画全体のカメラは凄く美しく撮られてます。
これはもう流石って感じですね。
音楽は久しぶりのタッグとなった小林武史。
基本良かったんですが、個人的にはエンドクレジットの入りの部分がちょっと強過ぎ。
ラストシーンが終わってもう色んな感情が胸の中で渦巻いてて、なんとも言えない気持ちになってたら急にガツンとした音で入って来てビックリ(苦笑)
森七菜さんが歌ってる主題歌自体は良かったんで、あそこの入りだけもうちょっと抑えて入ってきてくれたら嬉しかったなと思います。
でも本当に良かったです。
観終わって思わず「あれ?これ、今年のベストじゃね?」と思ってしまうぐらいに(笑)
それぐらい深く刺さり、たまらない気持ちになる映画でした。
やっぱ、岩井俊二、良いですわ(笑)



『ジョジョ・ラビット』

第二次大戦下のドイツを舞台に、空想上のヒトラーを友達として立派なナチを目指していた少年がユダヤ人の少女と出会った事から始まるボーイ・ミーツ・ガール・ストーリー。
先日発表された第92回アカデミー賞では作品賞含む6部門のノミネートで、脚色賞を受賞しました。
ウサギを殺せなかった事から「ラビット」と呼ばれる事になる心優しい少年ジョジョを、映画初主演のローマン・グリフィン・デイヴィス。
ジョジョが出会うユダヤ人の少女エルサをトーマシン・マッケンジー。
ナチスの考えに反対し、屋根裏部屋にエルサを匿っていたジョジョの母親をスカーレット・ヨハンソン。
そして『マイティ・ソー バトルロイヤル』の監督であるタイカ・ワイティティが監督・脚本のみならず、劇中ではジョジョのイマジナリーフレンドのヒトラーを演じています。
もう、グッドムービー!
第二次世界大戦やナチスを扱ってますが、作品のベースはコミカルなボーイ・ミーツ・ガール物です。
作品の語り口は軽妙ですし、ストレートな物からシニカルでブラックな物まで笑いの要素も多分に含まれています。
ある意味、不謹慎なぐらい「気楽に楽しめる」戦争モノですね。
楽しく観れて、幸せな気分が残る作品になっています。
ま、扱ってるモノがモノだけに、お堅い層には「軽すぎ・不真面目すぎ」と言われるかもですが(苦笑)
確かに、ちょっと能天気にハッピーハッピーし過ぎな軽さは否めない。
でもただただハッピーなだけではなく、戦争の残酷さや悲惨な描写もちゃんとあります。
逆に、ふいに差し込まれたからこそガツンと来たかもですね。
ただ、あの描写はちょっと不満もあって。
ああいうキーアイテムをまず映してって流れは、最終的には勘違いだったってパターンが結構多いんですよね。
だからてっきりそのパターンだろうと思って観てて、「あれ?結局本物だったの?」みたいに置いてかれる感じになってしまった(苦笑)
モロに映すとキツイ描写になり過ぎるとかあったのかもですが、もうちょっと確定な描写があっても良かったんじゃないかと思ったのでした。
俳優陣はみんな良かったです。
主演の二人は瑞々しい魅力があったし、スカヨハのお母さんも魅力的でした。
でも、一番印象に残ったのは不良軍人を演じたサム・ロックウェルですね。
アカデミー助演男優賞を獲った『スリー・ビルボード』以降は評価と価値を一気に高めた感じで、目立つ役での出演も多くなってますね。
本作でも美味しい役回りでしたが、なかなかに素敵な「キャプテン」でした。
カッコよかった!
本当に個人的には凄く面白かったし、お気に入り。
作品のメインがボーイ・ミーツ・ガールなので見た目よりも間口は広いと思うし、「戦争はシリアスなものだ!」ってポリシーを持つ人以外は普通に楽しめると思います(笑)
多分、今年のアカデミーの作品賞ノミネート作では一番観やすい作品。
お薦めですよ!



以上です。
最近は日一日と状況が悪化していくコロナウイルスの話題で大変ですね。
グダグダで後手後手な対応と、感染拡大の報告ばかり。
気のせいか、世の中の空気もより殺伐としてきてる感じ。
マスクも全くないし(苦笑)
次に日記を書く時までには、もうちょっと落ち着いてて欲しいものです。

・・・・・・あれ?
今のって、フラグ?(苦笑)

そんな嫌な予感を残しつつ、今月はこの辺で。
では。



さよなら。さよなら。さよなら。



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