残念

■横田めぐみさんの父、滋さん死去　家族会の前代表87歳
(朝日新聞デジタル - 06月05日 19:28)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6109143

めぐみさんの消息が判らないまま旅立たれたこと、さぞや無念であろうと思います。
めぐみさんが拉致されて以来40年以上、娘の奪還に人生を捧げてきた事を思えは、胸が痛みます。

今年２月に有本恵子さんのお母さんが亡くなり、今回横田滋さんが亡くなったことで、政府が認定している拉致被害者の親世代は2人だけになってしまいました。
餌をちらつかせた外交交渉も、経済制裁での締め上げも成果に繋がりません。
右の人は｢奪還作戦｣だと勇ましい主張をしますが、憲法論や作戦遂行能力の可否を置いたとしても、そもそも拉致被害者の全体数と所在が判らない状態では話になりません。
八方塞がりの状態です。

引用元の記事が間違っているので訂正します。
記事では1997年に政府が認定したと書いていますが、これは9人の被害者がいると回答した時の話で、北朝鮮による拉致事件の存在は1988年に認めていました。
逆に言えば、登場何故政府もマスコミも重大な国際犯罪として取り組なかったのか、今更ですが残念です。