先週末時点で既に600万人以上の有権者が参議院議員通常選挙の期日前投票を済ませている状況で、ちょっと出遅れた話かもしれません。
インターネットが普及してから、マスコミやNPO等が大きな選挙がある度に、各政党や候補者の主張とユーザーの考えがどれだけ適合しているかを比較できるサービス「ボートマッチ」が提供されています。
そこで、この手のサイトが提供する情報がどの程度信用できるのか、試しにやってみました。
使用したのは4つのボートサイト。これらで共通して比較している7つの政党A~Gの政見を対象とします。
本当は各サイトのリンクを貼るべきなんでしょうが、時間がないので検索してください。
そして結果は、
☆毎日新聞社「えらぼーと」、質問20問、3〜4択式
最適 D党 57%
最不適 F党 20%
☆YAHOO JAPAN「政党との相性診断」、質問10問、5択式
最適 E党 60%
最不適 F党 20%
☆JAPAN CHOICE「投票ナビ」、質問18問、3〜5択式、重視する政策の選択あり
最適 B党 50%
最不適 F党 5%
☆iwacjp「政くらべ」、質問16問、3〜8択式
最適 C党 50%
最不適 F党 20%
最適なのが4つのサイトでバラバラ、現在の与党も野党も含んでいます。
これでは投票先を選択するための参考になりません。
一番共感する政見が少なかった政党は4つのサイトで一致していたので、ネガテイブな選択を行う場合には、それなりに信用出来るかもしれません。
結論として、ボートサイトは余りあてにしない方が良いかと思います。
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