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2019年09月20日01:45

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バカにつける薬無し

今回の判決は事故が起こったことについてであるはずだが、判決は抽象論で具体的な検証が全くされていないのではないだろうか。日本の裁判官のレベルを示す裁判と言えるだろう。永渕健一裁判長が最高裁の裁判官になったら、選挙の時にバツをつけたいと思う。もちろん、その後の事故対策については東電に全面的な責任がある。これは当たり前だと思うが。メルトダウンを隠すなど悪質だ。対策不備による損害賠償請求で東電の悪人の責任を問うべきだが。

核汚染水を希釈して海に流す、などと言う人間がいるとは、これは本当にばかな人間だ。希釈しても核汚染物質の全体量は変わらない。半減期が20年から2万年ももある核物質を、短期間で放出することは希釈とは全く関係ない話。そういうこと言う人間には、是非、汚染水を希釈して毎日飲んでもらうべきであろう。

問題は原子力関係者の無知識にある。核反応炉の中で起こっていることは、専門家とはいえ、ほとんどわかっておらず、単なる空想の話である。まだ知られていない現象が核反応炉で起こっている可能性を知っている専門家は、原子力関係者にはいない。つまり、原子力関係者の知識は素人と同じである。ところが、彼ら自体は自分たちは全て知っていると思っている。つまり、自分が知らないことがあるということを知らないのだ。これは危険である。

そのいい例が福島原発の初期対応である。今回もその対応を間違えたために問題が解決せずに永遠に続くことになっているのだ。当時、最も有効な方法はコンクリート詰であった。それ以外にはない、というのが本当の専門家の話であった。もちろん、個人的にもコンクリート詰すべきという話は発信した。しかし、本当の専門家のいない東電は、最悪の選択をした。そして、今日まで汚染水は大問題であることには全く変わりない。その間根本的な対策を取らないできたのも、また東電には本当の専門家がいないことを意味する。

今からでも遅くないだろう。希釈して汚染水を流すというのは、本当に無知識のバカの空想である。本当に核燃料の位置がわかっているなら、コンクリート詰めを今からでも行うべきであろう。そうすれば、汚染水が増え続けることはなくなる。核燃料の位置がわかっていないなら、はじめから解決は不可能である。福島の地、いや日本全体を汚染水で埋めるしかない。笑い話である。初期の対応を間違えた結果である。バカは恐ろしい。


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東電旧経営陣3被告に無罪判決
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5794279
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