その日の朝は、突然やってきた
すなわち、距離的には近くても、考えようには最も遠いお寺の「宝厳寺」であるっ
しかし、その前に琵琶湖の畔の朝のひと時をお伝えせねばなるまい
朝食前に、恒例の散策である
静かな湖の畔へ向かう
うーむ…荘厳である
広い湖面に、四季が映る
六実を連れて、テクテク
幕末の志士気取り
ゴンチの珍しい歩行風景
散歩した公園には、長浜城がそびえ立っていた
どんっ
おおっ…見事な姿である
どうやら、これは最近立て直したレプリカのようだが、それにしても立派なものである
正面からパッシャッ
長浜の街は、豊臣秀吉が織田信長からもらった「今浜」をもじって「長浜」としたと聞いたことがある
信長の一文字を使ったあたりは、秀吉のしたたかさを感じさせる
こうして小一時間の散策を終えた一行は宿に戻り、朝食に舌鼓を打つこととなる
じゃーん
朝からボリューミーな食のオンパレードであるっ
虎視眈々と六実が狙う
六実はいけません
こうして、大満足の時間を過ごした後、いよいよ本日のメインイベント「竹生島」へむかうこととなったのである
つづく
ログインしてコメントを確認・投稿する