2020年

今年は大変な年だった。

2020年が始まる頃はオリンピックがあると思っていたし
人生初の海外出張＆海外渡航があると思っていたし
フジロックもサマソニも行くつもりで考えていた。
仕事もそれなりに頑張るつもりでいたけれど、それなりのつもりだった。
まさかその辺全部が覆っていくだなんて。

■仕事
コロナってだけじゃなく、問題がガンガン降り注いできた。
具体的な内容は書かないが「過去十年以上、溜まっていた
パンドラの箱を開けたような」問題が毎月のように出てきた。
それをコロナ禍の下で処理していくのは・・・・・
正直、大変だったけど。周りが言うほどでもなかった。

仕事をやる上で一番つらいのは仕事が忙しい事でもないし
クレームやトラブルに巻き込まれる事でもない。
上司や同僚から「あいつ、何をやってるの？」と存在意義に
疑問を呈される事だ。それを経験した人はなんだかんだ強いと思う。
今年は本厄にふさわしいだけのトラブルが起きたけれど
その程度でダメージを受けるほど、甘い社会人生活は送っていない。

■私生活
コロナは仕事への影響は結構大きかったけれど
私生活への影響は限定的だった。
そりゃサマソニやフジロックに行けないのは痛かったけれど
五輪対応もあってどこかで「例年のフェスとは違うんだろう」と
心の準備はしていた。

あと、家飲みが増えた年だった。
Youtubeの影響もあって、ウイスキーをよく飲んだ。

■漫画
今年は多くの漫画が偉大な最終回を見せてくれた年だった。
2011年。埼玉に住んでいた頃から読んでいた「あさひなぐ」。
日本全体を巻き込んだ大ブームになった「鬼滅の刃」。
若い女性を食うというカニバリズムで終えた「チェンソーマン」。
これはもう少し続いてほしかった「さよなら私のクラマー」。
まだヨーロッパ編が終わっただけだけど「ブルージャイアント」。
中間管理録トネガワとかも終わったなぁ。

でもやっぱ、ここ数年、自分の中の漫画ランキング一位を独走していた
「大奥」の最終巻が2021年に待っている。もう雑誌では終わったみたいだけど。
コミックスを待つことにする。

■ゲーム
ゲームは結構絞られる。
やっぱずっとやってたのはドラクエ10だった。
ようやく安定してプレイできるチームが見つかったけど今日、解散らしい。

・MONSTER HUNTER :WORLD ICE BORNE
・新サクラ大戦　
・FINAL FANTASY 7 REMAKE
・E BASEBALL パワフルプロ野球 2020
・原神
・FALL GUYS
・GHOST OF TSUSHIMA

あとはまぁ、こんなところか。結構例年よりPS4が稼働してた気もする。
現時点で言えば圧倒的にSHOST OF TSUSHIMAが面白い。

■映画＆ドラマ
日本のドラマは今年はあまり見なかった。半沢と麒麟が来るくらい。
ドラマよりアニメはもっと見なかったな。映像研くらい。
ただ、半沢も麒麟も映像研も素晴らしい作品だった。

映画館には結局「パラサイト」しか見に行かなかった。
でもそっからポン・ジュノ監督の過去作が気になりだして
グエムルとか母なる証明を見たんだった。
で、韓国映画って結構面白いなと思ってみた「梨泰院クラス」
これが抜群に良かった。恋愛ものとしても企業ものとしても。

NETFLIXで観た映画だとミッドサマーとかもあったけど
今日見た「ジョジョ・ラビット」が良かった。羅生門。

■訃報
日本最大の音楽家である筒美京平、
日本最高のコメディアンの志村けん、
日本最高の野球人である野村克也。
彼らが同じ年にいなくなってしまうなんて思わなかった。
偉業が大きすぎて、まだ実感がわいていない。
振り返っている余裕が無い。実感を持つには数年かかりそうだ。
ただ、着実に自分らが生まれた昭和という年代は幕を閉じていく。

2020年は2020年代の始まりというよりも
何か大きなものが去っていく、幕を閉じていくような年だった。
2021年こそ新しい何かが始まるような年であってもらいたい。