これは本当に本当に寂しい。
大学を卒業して、東京に赴任して、独身時代から
結婚してもずっと漫画ゴラクを読んでいた。
最初の出会いは「食キング(ショッキング)」。
五稜郭亭の元料理人「土方歳三」が全国の店を再建して回る漫画。
荒唐無稽な修行と、「質問は一切受け付けん!!」の名台詞。
面白かったなぁ。
そのあとコンビニの廉価コミックスで「喧嘩ラーメン」読んだり。
借王(シャッキング)とかパチンコファイター天山広吉とかも面白かったけど
やっぱり土山漫画と言えば、料理漫画。
その中でもインパクトが大きかったのはやっぱ「喰いしん坊!」
大原満太郎が大食い修行を経て立派なフードファイターを目指す漫画。
「邪道喰いはよせ〜!!」
「二丁喰い」
「OKFF(大阪喰い倒れフードファイターズ)」
「幽門を開く(胃の下にある幽門を開いてもっと食えるようにする)」
「通天閣喰い」
インパクトのある言葉が出る出る。
フードファイターも「食闘士」って書いて「アスリート」と読ませる辺りも笑えた。
満太郎がハンター錠二に勝ち、日本一が決定して終わりかと思ったら
「喰輪杯(クイリンピック)」が始まったり、喰いしん坊が終わっても
「大食い甲子園」が始まったり、なかなかきっちり綺麗に終われない漫画だった。
「食漫」っていう食べ物だけ集めた雑誌も出来たけど
あれもやっぱり極食キングがトップに来てた。
明らかに「これってどうなの?」ってネーミングやストーリーもありながらも
ずっと楽しませてもらった。本当にごちそうさまでした。
ありがとうございました。
土山しげるが68歳で死去「喰いしん坊!」「極道めし」などで活躍
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=86&from=diary&id=5136649
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