mixiユーザー(id:11672499)
2019年12月10日01:36
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酒場142「テルモ・ロドリゲス ＬＺ2015」
�，覆�なか。ジャケ買い。スペイン産としては過去最高級品。
�△�りぎり透けるルビー・レッド。褪色はまったく見られず非常にクリア。アシは中庸やや短い。
非常に目の詰まった香り。アルコールが立ち、樽も利くがいやみは無い。重く澄んだ花の匂い。ただし注ぎたては、跳ねる。焦がした菓子、硬いイチゴ、濡れた土の匂い。
�０�み口も重い、と言うより、遅い。まとわりつく粘度ではなく、純粋な質量、重さがある。
8.8点。スローモーションなエレガント。酸味が強いが、もっと渋い。ミディアムボディ重め。スミレを起想する花を、目の端にとらえる。潤沢な旨味と塩気。味蕾を賦活するような、さっぱりした酸味が余韻を造るが、やはり重く遅く、高貴だ。
たぶん、相当固い。時間を置けば違う表情を見せるだろう。だがおれは一期一会を拡大解釈し、今日イマの君をめでて愛でまくる。
ブルゴーニュ、ピノ・ノワール種とは縁もユカリもない地理、品種の筈なのに、
アタマを抱え込むような陰性の余韻が、本当に綺麗。ただし異様な質量的重さは異質。
このワインに、スペインわいんの持つハイ・コスパは感じない。値段相応に、クソ美味い。
脳汁がだだもれている。
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