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2019年10月22日00:28

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酒場127「シャトー・ソリデール ジェネレーション ソリデール2009」

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,修譴覆蝓アーティステックなジャケに惹かれた。AOCブライ・コート・ド・ボルドー。「このワインの売上収益の一部が東日本大震災の復興支援に充当されます。」と裏書きに。

濃い紫は、透けない。褪色は微かにあり、フチは臙脂色。アシは嘘のように早い。
香りはかなり立つ。アルコール、次に熟成香。樽の甘さ、カシスとブルーベリー。インク。パック。香辛料は軽い。高貴さのある香り。

8.4点。これは美味い。中庸かなり重めのボディ。荒々しいタンニン。それに果実味が真っ向から張り合う。酸味も豊かで、こちらは強いアルコールと拮抗している。余韻に旨みはたっぷり、カカオの苦味やレーズンの凝縮した甘さも残しながら、いや、最も強く受ける印象は、フルーティだ。十年の時を経て尚、眼前に朝露の輝く薔薇と果実とを見せる。

「ソリデール」とは団結の意だそう。うん、まとまっては、いるね。
だがそれはヌルい日和見的な一致ではなく、バチバチにやり合った末に精根尽き果てて団結する他に選択肢が無かった。そんなイメージ。このワインは美味いが、跳ねてる。ジャケの、手を取り合うまでに何があったのかと思わせる。これはもっと寝かせても、全然アリかと思えた。

あ〜美味い。これを一夜で飲みきるのはバチ当たりだ。明日もねちっこく味わおう。
2011の震災に、死生感は一変した。ましてサケに、一本の葡萄酒に何が出来ると言うのか。
裏書きの「復興支援ウンヌン」へ気付き、公正を持す評価基軸が辛めへ振ろうとするのを堪えた。

一本の葡萄酒は、何でも出来るのだ。
それが美味ければ。感動をくれるなら。
災厄を知る以前の「時」を味わえる(日本じゃねえけど)。これはワインの持つ優しさと強みだ。
ニュートラルに味わって、値段相応やや越えの美味さがある。ただ、けっこうクセはある。確かな骨格を持ちながら、どこか甘く、なにかワイルドな、珠玉のボルドー。

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