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2018年12月11日23:17

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元祖純情系 らーめん矢@大町市

昨日(12/10)オープンしたばかりの新店。元々は大町市内に本店を持つ薬局だった場所で、その後は違う薬局や証券会社?が入っていたようですが、所有者の息子さんがラーメン店にしたようです。千葉県などのお店で修業されていたとか。「矢」というお店の名前はその名字からと思われます。

本来は12/3オープン予定でしたが、準備の関係で1週間遅れてのオープン。初日の昼は行列が見えたので断念し、夜に狙っていたものの「想定の倍以上のお客様のご来店があったため夜の営業を断念(店Twitterより)」。そして翌日分の仕込みが間に合わず「明日の昼営業は断念していったん体制を整えて、夕方からの営業(同)」ということで、本日夜にうかがってきました。

店内に入ると目の前に食券機。メニューは豚骨と鶏ガラの2種類で、それぞれに醤油・塩・味噌がラインナップされていますが、現在味噌は提供されていません。また、一部トッピングや“炭焼チャーシュー丼”も未提供。せっかくなのでと、今回は2種類の醤油を店内連食。閉店時間間際だったため、食券を同時に渡して時間差で出していただきました。

まずはあっさり系の“鶏ガラ醤油(700円)”から。提供まではおよそ20分。お店のロゴが入ったオシャレな器ですがラーメン自体のビジュアルはシンプルです。目を引くのは豚と鶏の2種類のチャーシューと刻み玉葱。試作では海苔が入っていましたがカイワレに変更されたようです。塩分濃度はやや高めで、表面の油層が厚めながら全体的にはさっぱりとした昔ながらの中華そば。適度な雑味がその効果をもたらしています。麺はパツンとした食感の真っ白な細縮れ麺。チャーシューはしっかりと燻された豚と、しっとりとした鶏。鶏は流行りの低温調理されたものですが、個人的にはもう少し火が通った方が安心感があります。麺・スープ・各具材はそれぞれ個性的ながら、一体感はやや弱い印象です。

時間差で提供されたのは“家系とんこつ醤油(700円)”。こちらも2種類のチャーシューと刻み玉葱が乗ります。そしてほうれん草ではなく小松菜なのも珍しい。スープはポタンとした独特な濃度。表現が難しいのですが、口当たりはドロリと感じ、口に入ってしまうとサラリと感じました。全体的には醤油の塩気が強くてしょっぱめで、せっかく店内で炊いている豚骨が若干スポイルされてしまっているのは勿体ないように感じます。麺は黄色い太麺。デフォルトでやや硬めという感じ。卓上にニンニクと豆板醤が置かれていて味変が可能。突出して目立つ点はありませんが、この手の「家系」が大町市内で提供されるのは初めてではないでしょうか。

座席数はカウンター10席とテーブル2席×3卓、そして小上がり4人掛けが2卓。店内のBGMがアンサンブルで落ち着くようでいて不思議な気分になる雰囲気。まだ2日目ながら、大町では珍しいラーメン専門店の誕生とあって当面は混雑必至。長い目で見たいと思います。ところでお店の名前に付いた「元祖純情系」ってどういう意味なんでしょう?(笑)



11:00〜21:00(12/16までは11:00〜14:30、17:00〜21:00)L.O.20:30
水曜日定休
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