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2020年02月27日06:49

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落語の徒然(風模様)

三寒四温、季節は廻ります

落語ネタ「日和違い」「春風屋」

春の風は 優しく
夏の風は 心地よく
秋の風は 寂しく
冬の風は 厳しい

風は頬を、擽り 髪をたなびかす
風は、暑さに癒しを運び 新たな出会いに導く
風は、落ち葉を散らし 別れを予感させる
風は、全てを吹き飛ばし 虚しさを呼ぶ

風は、雲に隠れた月の姿を現し 心の闇と穢れを払う

東風は花の香を運び
西風は季節と文化を運ぶ
南風は湿気と暑さを呼び
そして北風は山から吹き降りる

風向きが変われば 雲ゆきも変わる
心に吹く風も同じよう

風は空に登り雲になり海では、波を生む
空では形を変え
海では大きさを変える
雲は山にぶつかり雨となり 波は岩にぶつかりその形を変える

風は時 所によって役割を変える 人の心に吹く風も同じよう

しかし花散らしの風は悪戯者だ、朝美しい富士山を見せた風が
余計なものをなぎ倒す



道端に咲く花は、それだけで愛らしい

 しかし、道端でも、手折られても

 花の命は終わらない

 花器のの中で景色を変える

 花は、相手を呼び寄せる

 その色、容は千変万化であり

 引付ける者が様々であっても

 じっと待つだけでなく、

 仄かな香りを辺りに撒き散らし 人を誘い

 愛らしい顔を、相手に向ける

 善い音楽も相手の心に轍を残す

 熱き心に微風 凍てつく心に春の風

 無音の世界は漆黒だが 音のある世界は色彩が豊かだ



風に運ばれ 花の種は貴女の元へ
風の悪戯 偶然の出会いが 花を咲かせて実を結びます。
寒さ堪えて 芽吹きを待っ身の 小さな種がどんな夢を紡ぐのでしょうか 楽しい事悲しい事 ?
春はそこまで来ています
春一番は春の来のを告げる風
春二番はあらゆる物に もう少しの辛抱ゆえ耐えろ 生きる勇気を持ち続けろと応援の風
春三番は 花の蕾をふくらませ 花になって明日に咲けと励ます風
春四番は 花を散らせて その後に実を結ばせる風
冷たい風に耐え咲かせた花は美しく 其の実は美味い

小説徳川家康の生母おだいの方の言葉に鶯が泣きに来るまで待てば良い

という詞があったような気がします、伝通院の静かなたたずまいに

息子と孫は東照宮 自分は孫娘と孫の嫁と葬られている様子を見て太平の世を生み出した、お三方の様子が感じられる一時です

 坂を下ると後楽園 水戸様の屋敷になります



春一番は種を運び塵を払う、春二番は花を咲かせ雲を呼び、春三番は花を散らし、雨を誘う。

 同じ風も吹く時期により役割を変え命を育む、頬をなぜ髪を靡かせ、胸の火照りが生む幻影を覚ますのも風。
 風の悪戯が産み出す物もある。
海辺に打ち寄せる波も同じく、岩を砕き砂浜を造り、月灯りに煌めく幻想的な世界に、波の調べと伴に、二人を誘う!
星影が優しく観護る中、愛は育まれる。



梅の花が満開となり 春まだ浅い冷たい風が南風に変わる頃 春一番が吹き荒れる
三寒四温と言うが 春の天気は変わりやすい 梅の横に立つ桜の樹が紫雲のごとく寺の屋根に掛かる
芽生えの時期は 幻想的な景色が観える

春の風は心を包込み
夏の風は情たぎらせ
秋の風は哀愁を誘い
冬の風は愛を育む
風は様々な物を運び連れ去る 新たな種を運び 新たな展開を生み出す。
心の中に吹く風も同様に喜怒哀楽を醸し出す
ただ一人の人の詞が 心中を吹く風に 香りや温度差を生じ
吹く方向の違いと強弱が生み出す景色を変えてゆく
同じ景色が 観る人の心に吹く風によって変化して 気付か無かった温かさに癒される

水も温み道端の花は咲き、そぞろ歩きには最高の季節



春の嵐も収まり川辺の桜も咲き始めた。

春の川には桜が咲き
夏の川は螢が集う
秋の川は薄と月が
冬の川は白鳥が遊ぶ

四季によって景色はかわるが 川は静かに流れ行く

春の雨は雪解けの水
夏の雨は雷を伴い
秋の雨は風を伴い
冬の雪は全てを覆い隠す

四季の雨は形を変え大地を潤す
水辺には 動植物が集い 癒しを与えてくれる

川は流れて海に到る
春の海は命を生み
夏の海は 命を育み
秋の海は 命を成長させ
冬の海は 命を浄化する

波は 寄せては返し 尽きる事は無い 永久に続く 季節も巡り途絶える事なく悠久の時を刻む
絶える事も無くただ悠然と

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