反省、反省とは言うけれど、自分はどうあるべきかを真剣に自問自答するのはむずかしい。
昔、徳川家康が若かりし頃、隣国の武田信玄が天下を取るために上洛の軍を興し、家康の領国遠江に侵攻してきた。ところが信玄は、家康の籠もる浜松城を攻めようとはせず、そのまま領土を素通りしょうとする。
家康は悩んだ。軍勢の多寡(たか)、戦力の違いは明白で、戦えばまず敗れる。けれども戦わぬは武士の名折れと家康は主出陣し、やはり完膚(かんぷ)なきまでに敗れた。
敗走した家康が先ず命じたのが、自分の肖像画を描かせることだった。しかっめ面に左手を頬に当て、左足を折り右脚の上に乗せるという滑稽な姿。この像を描かせて、家康は何を考えたののあろう。
「勝つ事ばかり知りて負くる事を知らざれば害その身に至る」
後年、家康が遺した人生訓の一節と重ね合わせれば、負けた己が姿を素直に見つめ、足らざるところや志を問い直したのに違いない。
自分は何者か。何をしたいのか。ほかでもない己自身にしっかり問いかける時間も必要ではないだろうか。
PHPより
いま、pcこしょうです
PCに胡椒でも振りかけたのですか
わかった、遠隔操作で遣られたのかもね。。。
パソコンに電源を入れて ほっておいたら直るかもしれませんよ
ほんまかいな!!!やってみます。。
あれ〜〜治ったよ。