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2020年07月28日22:19

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クライシス・キャラバン

■日本人女性がルワンダで20年以上義足を無償提供 コロナ禍でも負けない原動力
(AERA dot. - 07月28日 17:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=6173849

彼女の行っていることは事実で尊いことです。そのことは否定しません。

ですが、「クライシス・キャラバン」を読んで衝撃を受けた者からすると、その一面だけの強調では真実を見逃すことになるかも知れないと、言わずにおれません。

時と場所が違うと信じ難い現実が存在したりします。
2001年まで内戦があったシオラレオネでも数多くの人が手足を切断されました。
ビジョン的に衝撃的なニュースです。ですから、世界中から義手義足の寄付があります。ですから、たいていもう複数もっていたりします。そして義手義足をつけていると、寄付(募金)を受け取れないから外しています。聞かれても持っていないといいます。
ジャーナリストが取材にきます。義手義足はもう間に合っていて、マラリアや下痢や貧血で亡くなる人が多くそちらを報道してほしいのですが、絵的に切断者でなければならなかったそうです。
見かけのいい可愛らしい(手足の切断された)子供を先進国に連れていって、義手義足を与えて、援助者が目の前で感動するというボランティアもあります。
見かけのいい可愛らしい(手足の切断された)子供は親がいるのに無理やり先進国の養子に連れていかれたりします。
見かけのいい可愛らしい(手足の切断された)子供は、もう義手義足はないほうが生活が楽なのです。甘やかされて育ちます。演技だけが上手くなります。

大変大雑把で乱暴な抽出の仕方ですが、確かに書かれていることです。



「ジェノサイドの丘」を読んだ自分としては、心に掛かるルワンダのことですが、1994年に起きた大虐殺からかなりの年月がたっての、でも感動ありきのこういうニュースの取り上げ方は、素直に受け取るほどには人間ができていません。

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