虫唾が走る

■木村花さんに「ビンタしたら」　母親証言を制作会社否定
(朝日新聞デジタル - 07月07日 19:40)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6148874

以前の日記で

『恋愛リアリティー番組とのこと。この点が最大の悪要因。
情報が錯綜していて実際のところはハッキリせず、程度の度合いは言い切れませんが、

１００％　＝　ドラマ　＞　リアリティー番組　＞　ドキュメント　＝　0％

演技量パーセンテージが不確定の、この構図に墜ちた彼女です。』

と書きましたが、同じ構図です。

１００％　＝　他者からの命令　＞　実際　＞　本人の意思　＝　０％

この世の中、人間のコミュニケーション、関係、行動、なんて実際のところほとんど不明瞭なわけです。
この絶対存在する不明瞭な領域が社会的関係などの要素で、いくつもの階層を経て、上の者が利して、下の者が不利になる仕組みなのです。最悪化した今回の事件です。

現在検証作業を進めているということですが、上の公式で『絶対言質は取られない体制』となっての、９９％強制的空気が支配している『現在検証作業』なわけです。
解り易い下手した例は『吉本闇営業問題』の岡本社長の言動で、本質は同等なのです。
どのような規模での検証作業か知りませんが、僅かな良識人、良心が殺されている現場です。

どのような組織もそんなものなのかも知れませんが、普段如何わしい正義を振り回しているマスメディア、フジテレビとなるのだから『虫唾が走る』に尽きるのです。
他者とメディアスクラムを組んで（新型コロナと幸いに）無視を決め込むＴＶ業界。

思えば、あれだけ大騒ぎしていた森友学園で、でも自殺した近畿財務局職員の遺書の取り扱いは小さかった。何のことはない政府ともスクラムを組んでいた。

本当に解り易い『如何わしい正義の振り回し方』だなあ！

人が自ら命を絶つということの、事の重大さを、これ以上なく軽んじています。

検証作業とやらの最終報告次第では以後フジテレビをみないことになります。