山中伸弥教授は非常にクール。
「私たちは普段、社会に守られている。
今は、私たちが社会を守る番」
という発言に、曲がりかけた背骨がピンと伸びた。
どのメディアでも、唾をとばすようにああしろこうしろと
注意を促しているが、この提言は概念としてストンと腑に落ちる。
国の緊急事態宣言から漏れ
「また名古屋飛ばしか」
と、プーと頬っぺたを膨らました愛知県は独自に宣言。
私もささやかに社会を守るべく、引き続き引きこもり中。
引きこもるとモデルは自分しかいない。
で、鏡に映した自分をセルフタイマーで撮って
唯一、まともにフレームインした写真をもとに、描いた。
第一段階
前回は「自画像なのに着物が目立つ」と言われた反省を踏まえ
今回は頭部の面積に比重を置いた。
第三段階
徐々にコントラストを強め、ディテールを丁寧に描き進める。
第六段階
完成間近。大島紬のシャリ感を出したくて手を加え続ける。
どこで筆を置こうか、と迷う段階。
やはり、着物を描く時間が長くなる。
顔は大きめの筆にたっぶり水をすわせて
ざっくり凹凸をつけた。(←その方が、皮膚がきれいに見えるw)
大島紬のシャリ感は、大きめの平筆を線的に滑らした。
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