この模型は今をさること30年前、俺がNゲージを始めた時購入したスーパー雷鳥。
そういうこともあり数多の模型が我が鉄道から去っていった今も籍を残している。
実車は改造車の寄合所帯でそのバリエーションに基づき過去何度か製品化されている。そして今秋に久々の製品化の報が届いた。
そうなると気になるのが悪い癖である一両が欲しくなった。
その名はクハ481-801。
この二両、よく見ると顔の造形が異なるところがある。
最大の特徴は全面に貫通扉が設置された唯一無二のデザイン。
もともとは中間車として生まれ先頭部を後天的に設置されたというもの。屋根上のクーラー位置も不揃いでいかにも改造車というクセがすごい一両。
初めて会ったのは高校の修学旅行でのこと。富山地鉄立山駅でそのアイデンティティでもある先頭部をカメラに収めていた。
それから10年後晩年の特急色もブレてはいるが撮っていた。
このクルマ今回の製品化はない。なんでも15年ほど前に製品化されたらしく市場在庫は期待できない、と思ったら某模型店にあるではないか。定価販売だがそんなことにはひるまない。
かくして30年ぶりにスーパー雷鳥の増備となった。
同じ形式の模型を増備するということはしないのだがやはりスーバー雷鳥は特別な存在ゆえその限りではない、ということか。
しかしこちら増結セットでいわゆるひとつの尻切れ雷鳥。
編成の形を成すのは秋までお預けだ。
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