下今市駅構内にはSLの運行に合わせて『下今市機関区』が新設されました。
煉瓦造りの外観を模した実にいい塩梅の施設です。
手前のピットにはC11 207が収められます。
機関車の排気を逃がすためのダクトが見えます。
こちらは後部補機のDE10 1099が収まります。
DE10も大事にされているんだなあ。
SLの運行に欠かせないのが転車台。
下今市駅構内にあるこの転車台は山口県の長門市駅構内にあったものを移設したもの。
C11と車掌車が転回の準備に入りました。
いつものことですが、SLのような重量物が回転するのは大迫力ですね。
いったんピットに入ります。
ちょっとしたサービスでしょうか、DE10も転車台に乗って編成の最後尾に向かいます。
DE10が出た後、C11が転車台を通り抜けていきます。
出発時間も迫ってきたので乗車することにします。
サボと行先幕
車内。
14系客車は外房線や内房線、中央本線で使われていた183系電車に準じた内装になっています。
いやに座面の低いシート。不親切なリクライニングも当時そのまま(汗)
SL大樹のように30分程度の運行なら構わないでしょうが、長時間はちょっと遠慮したいですね。
乗ってみた感想としては『窓の開く車両で運行してほしい』と強く思いました。
私自身、14系客車に乗るのはこれが初めてでしたが、窓が開かないので折角のSLのドラフト音が車内では聞こえ難かったのが残念でした。
サービスは良かったんですけどね。
SL大樹3号で鬼怒川温泉駅にやってきました。
鬼怒川温泉駅にも転車台があります。
なんとも豪快なことに鬼怒川温泉駅の転車台は『駅前広場』に設置されています。
この転車台は広島県の三次駅のものを移設したとのこと。
SL回転中の様子。
かなりの人だかりのせいもあるのでしょうが、運転士さんが汽笛を鳴らしまくりの大サービス。
回転終了後には拍手が巻き起こるほど。
『SL大樹4号』で下今市駅に戻って今回のSL大樹乗車は終了です。
(おまけ)
下今市から乗車した『スペーシアきぬがわ6号』は金色スペーシアこと『日光詣』塗装。
何かいいことありそう(笑)
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