臆病者で慎重なタチなんだけど、
後先考えずに行動してしまうクセもある。
欲どおしい性格でもある。
ベランダのレモンの木で生まれたアゲハの幼虫を、
育ててみようと思ってから、
公園やよそ様の庭先にある柑橘系の葉っぱが気になり始めた。
表札をウォッチングしながら、
庭木も見ていると、
何の加減か、いるところには幼虫がいっぱいいる。
いないところには葉を食い散らしたあとはあっても、
全くいない。
昨日と今日で、
計20尾の幼虫を採取した。
それを全部梅酒の瓶に入れるのだから、
先のこと考えろよ!って話だわね。
それに、
レモンの木で生まれた幼虫たちに情が移ったんじゃなかったのか!
ま、それはともかくとして、
今日は、この時期には珍しいんじゃないかと思うけど、
終齢幼虫も見つけた。
おなじみのアオムシだよね。
アゲハチョウ(ナミアゲハ)は1齢から6齢まで、
脱皮しながら成長していくそうだけど、
5齢か6齢でアオムシになるんだって。
それまでの幼虫は黒に少し白いシマが入った、
愛想のない姿だけど、
それは鳥に食べられないように、
鳥のフンに擬態してるんだって。
なーるほどぉ。
アオムシになるとさすがに、
すごい行動力と、すごい食欲。
みるみるうちに葉っぱが食い尽くされ、
ゴロンゴロンと大きなフンをたれまくる。
スズメ、メダカに続いて、
この夏はアゲハチョウに楽しませてもらえそうだ。
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