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2019年11月12日17:43

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K先生

プリンちゃんと図書館へ行って絵本を読み聞かせてたら、
おばあさんがにこやかにこっちを見てる。

そのおばあさんが少しずつ近づいてきて、
ぼくの顔を覗き込んできた。

ん? 何?

「あの、河童さんですよね?」

あっ!

娘たちが保育所時代お世話になったK先生だった。
とーってもやさしくて、ぼくも好きな先生だった。

「こちらはどちらの子どもさんですか?」

「上の娘の方です」

それからひとしきりゆんたくしたけど、
K先生は驚くほどふたりの娘のことを覚えていてくださった。

ぼくもそんなことではよく「教え子」や保護者から驚かれるんだけど、
そうか、こんな風にうれしいことなのか。

何だかとっても気持ちが和んで、
人見知りのプリンちゃんも珍しくきちんと挨拶してた。

親子二代にわたって、
お世話になり、ありがとうございました!
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