プリンちゃんと図書館へ行って絵本を読み聞かせてたら、
おばあさんがにこやかにこっちを見てる。
そのおばあさんが少しずつ近づいてきて、
ぼくの顔を覗き込んできた。
ん? 何?
「あの、河童さんですよね?」
あっ!
娘たちが保育所時代お世話になったK先生だった。
とーってもやさしくて、ぼくも好きな先生だった。
「こちらはどちらの子どもさんですか?」
「上の娘の方です」
それからひとしきりゆんたくしたけど、
K先生は驚くほどふたりの娘のことを覚えていてくださった。
ぼくもそんなことではよく「教え子」や保護者から驚かれるんだけど、
そうか、こんな風にうれしいことなのか。
何だかとっても気持ちが和んで、
人見知りのプリンちゃんも珍しくきちんと挨拶してた。
親子二代にわたって、
お世話になり、ありがとうございました!
ログインしてコメントを確認・投稿する