中学校時代の親友と二人、赤茶色っぽいレンガ色のビルを上ることになった。
外付けのエスカレーターに乗るのだが、途中でエスカレーターの足元が途切れ、
手すりのベルトの部分しかなくなってしまった。
二人、ベルトにしがみついてそのまま上る。
手すりのベルトも途切れ、狭い平たいところについた。
そこからは、登ることも下ることもできず、途方に暮れてしまう。
移動したくなったが手段もなさそうなので、友人は飛び降りるという。
10メートルくらい下にやはりレンガ色の平たい場所があり、そこなら大丈夫だという。
僕が躊躇っていると、彼はひょいと飛び降り、巧く背中で着地し、
転がって衝撃を吸収し、大きなケガもなくこちらに親指を立てて見せた。
なお躊躇っていると、場所の隅にひものようなものがある。
どうやら下に通じているみたいだ。
僕はそれを伝ってどうにか下に降り、友人のところまで行った。
ひもで降りてきた僕を見た友人は、「そりゃないよ」みたいな表情で僕をみた。
ある日曜朝の夢。
ではまた。
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