限りなく赤に近い黄色

4月中旬から入った会社が早くも微妙。
いやまあ、6〜7割くらいは僕の無能と怠惰が原因なんだけどさ。

でもまあ、20人もいない中小企業とは言え、会社もたいがいだとは思うよ。

役員直下のマネジメント的な役割を期待していると言われ緊張して入社すれば、
最初のアサインはとりあえず同じ部署のお兄さんの作業サポートだし、しかも、
あまりやったことのない作業だからうまくいくはずもなく時間もかかる。

兄さんからしたら、なんだこのポンコツと思うわな。

まあ、最初の2〜3週間は会社に慣れるためもあるからしょうがないとは思うけどさ。

また、会社としてはチャンスを与えたつもりなんだろう仕事も、どうもいまくいかない。

6月初旬、社長と上司（役員）の打ち合わせに呼ばれ、使える他社サービスがあるから、
それを参考にしてリリース予定の自社サービスと組み合わせ、何か改善対応と今後の
ToDo考えろみたいなお題。

まあ、着手してみましたさ。

でも、その自社サービスのレクチャーもろくに受けてないし、
モックアップはあるといっても資料はほとんどないし、ベンチマークもわからんし、
社内から海外に外注しているとかいう作業の中身も規模も知らないし。
ようやく社内の人々の顔と名前が一致してきたところだ。

むろん聞いてはみるが、何か月も検討してきたものの全容をすぐに習熟するのは難しい。
また、教えを請おうにも、あまり時間を割いてもらえる環境にない。

そんなんで、おっさんとはいえ、入社2か月の社員にまともな成果物を求めるのも
どうかねという話。実際、マネタイズを踏まえたビジネスモデル案の策定なのか、
サービスの改善案の提示なのかとか、そういったまともなゴールも提示されてないし。

もちろん、曖昧な状況下で調査結果なり仮説なりを出せという経験が、
正直無いわけじゃない。

でもそういうときは指示する方も曖昧な状況であることを理解した上での話だから、
なんというか、お互いに曖昧さを少しずつ晴らしていく過程があった。
また、試行錯誤する余地があった。

現在はそれとはちょいと違う。
ワイ以外商品やサービスや社内情勢についてみんな分かっており、
分かった顔をして論評する。
こちとら、正直、状況と理解の確認で手一杯。

それで遅いとか理解が足りないとか期待外れみたいなこと言われてアサイン外されても
困るわな。それ、ワイだけのせいか？給料は悪いわけではないし、その分の期待も込み
なんだろうけど、どうも参ったねえ。

なんて、なんだかんだ愚痴ったところで、ピンチなのには変わりない。
給料は変わらんはずだからあと4か月弱の試用期間だけでもしがみつくか、もしくは、
その前にさっさとクビ宣告されるのか。

限りなく赤に近い黄色信号。君子もとより窮す、なんである。

ではまた。