古典中の古典のモンスター映画。
今までの透明人間はモンスターが主人公だが、この作品は粘着質なハラスメントだらけの男に狙われた女性からの視点で、襲われる恐怖を観客に感じさせるつくり。
透明人間の攻撃はスリリングで驚くものばかり、脚本とカメラワークには引き込ませられるものだったが、映像的には、あまり新しいものがなかったな。
これだけCGが進んだ時代に、もう、斬新な映像で我々を驚かしてくれるものはないね。残念。
ポール・バーホーベンの「インビジブル」のゴリラが透明になっていくシーンはすごかったなぁ。今でも脳裏に焼き付いています。
最初は襲われる女性役を演じたエリザベス・モスは最初は少し骨太な感じで、襲われる女性としては強そうと思ったが、後半への巻き返しを考えたら、彼女がこの役に適していたな。
コロナで夏の映画スケジュールがめちゃくちゃになった今、デートムービーには最適ですね。
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