今秋の話題作、バットマンの宿敵が主役。
アーサーはあまり裕福でない家庭で、虐待を受け、障害をもち、片親だけで育つが、やはり社会の底辺から抜け出せず、コメディアンを目指し、ピエロのバイトに励み、年老いた母の介護に追われる生活の日々。
うーん、今の日本でもドキュメンタリーでありそう。
そういう環境で育つと、社会を怨むようになりアーサーはジョーカーへと変身していく。
バットマンを網羅しているわけではないが、ジョーカーって生まれながら悪の心を持つ人間と思っていたが、社会の憤懣や息苦しさが生み出した必然的に生まれた存在なんですね。
次からバットマンvsジョーカーの映画・ドラマがあってもジョーカーから哀愁を感じて、正義対悪の構図で見にくくなるわ。
題材はアメコミですが、どっぷり人間ドラマでした。
この映画を見る前にバットマンの本名、バットマンの成り立ち、思いなんかを見る前にウィキででも見ておいたら、この映画がより楽しく、深く見れますよ。
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