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2015年04月01日12:15

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世界自閉症啓発デー

明日4.2は世界自閉症啓発デーです。
Twitterで知ったのですが、世の中に自閉症や発達障害を知ってもらおう、理解を深めてもらおうという呼びかけの日。

我が家には2人の男の子がいて、長男がアスペルガー症候群と学習障害、次男はもしかしたら自閉傾向と言われています。

当の私も生きずらさや自分への劣等感を感じながら、生きてきました。特に就労で悩むことが多かったように思います。人の表情をすぐ読んで嫌な感情を感じてしまい、人間関係を構築するのが苦手です。その場では楽しそうに振舞ったりすることができるのですが、時間が過ぎて行くと共にあの時のあの人の表情は嫌がっていたかもしれない、嫌なことをしてしまったかもしれないと悶々とします。そして出来ない事への自信喪失。でもそれを見せないように見せないように過ごしてきました。

子どもが生まれ成長と共に発達に遅れがある、と保健師さんや保育士さんに言われて検査を受ける。
そこではじめて発達障害というものを知りました。自閉症はよく耳にしていても、どんな症状なのかなんて無知でした。文字から感じる自閉症は、とても閉鎖的。自分のカラに閉じこもった子どもというイメージでした。長男の診断名は上に記した通り、アスペルガーと学習障害。アスペルガーは高機能自閉症と呼ばれており、自閉症の一つです。そこに学習障害やADHDを併発します。そのまんま長男です(^ω^;)

長男が小学校入学を期に、特別支援学級に在籍し過ごすことにしました。物凄く悩んだわけではなく、先生に言われた本人が過ごしやすい環境で、、、の一言で決めました。小さい頃から癇癪を起こしたり、融通がきかなかったり、周りに迷惑だと思えることで悩みました。友達とごはんを食べに行っても、席で座ってられず怒鳴ったりして怒ってばかりでした。なので逆に診断名がつき、ものすごい気が楽になったのを覚えています。学童期に入ったこれから先が大変でしたが…


言ってみれば子どもに教わった事もたくさんあるのです。自分を見つめなおすきっかけになったり、私ももしかしたら当事者かもしれないと思うことができたり。

もし街で見かけた子どもが大声で泣いていたり、物を投げて癇癪を起こしていたりしてお母さんが必死になだめたりしていたとしたら、、、お母さんや子どもに向かってかわいそうやうるさいという目を向けないで欲しいのです。自閉症や発達障害、精神的な障害は目には見えません。だから難しい。

この子達が将来暮らしやすく、自閉症が世の中に理解される日が来るようにわたし達も発信していかねばと思います。



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