mixiユーザー(id:11211017)

2020年10月22日22:35

48 view

映画「みをつくし料理帖」感想

享和2年の大坂。8歳の澪と野江は仲のいい幼なじみだったが、大洪水に襲われ離れ離れになってしまう。大洪水で両親を亡くした澪は江戸のそば処「つる家」の店主・種市に助けられ、その後、料理人として働いていた。大坂と江戸の味の違いに戸惑い試行錯誤した末に店の看板料理を生み出し、江戸中の評判になる。(SMTHPより抜粋)

角川春樹最後の映画とのこと。もともと製作が主で、監督作は少ない。年齢を考えれば、C. イーストウッド監督のような例はあるが、本当にこれが最後かも。

さて、映画はよく観るが、時代物はあまり観ない。時代物特有の見てきたような嘘くささが好みでなかったからだ。
だが、本作においては、主人公が女料理人という、現実にはありえないのではないかと思われる設定をすることで、舞台を江戸時代の大坂、江戸としつつも、フィクション性が突き抜け、結果としてすんなり楽しめた。

そして、役者陣が豪華だ。角川オールスターズと言わんばかり。
主人公が誂える料理も美味しそうで。

愛すべきキャラクターが多い、この、人情立志時代物、面白かった。
(若い人向けではないと思うが)
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する