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2020年09月23日23:28

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映画「TENET テネット」感想(ネタバレなし)

クリストファー・ノーラン監督(脚本も兼ねている)の新作。
前作「ダンケルク」からいつの間にか3年が経過していた。

さて、本作については、よくわからない予告編以外の情報はないままで鑑賞した。
正直、1回観ただけでは、おおまかな話は把握できても、細かいところにまで理解が及ばない緻密な作品となっていた。
とにかく「?」が数多のなかで物語は進行するのだが、この「進行」という表現は、本作においては妥当ではないのだろう。
作品のキーワードが時間に関する「順行」と「逆行」なのだから。
予告編を観た限りでは、時間そのものが逆行する何かが起こり、主人公がそれに起因する世界の破滅を未然に防止する物語のようだったが、さすがクリストファー・ノーラン監督、そんな単純なものではなかった。

映像的には「これは一体?」だけでなく、いつものように、CGではない、本物か実物大のセットを使った撮影と思われる大掛かりなシーンも多く、監督のこだわりは今でも健在であることを物語っていた。そんなこだわりは、エンドクレジットの中にある「フィルム撮影」にも現れている。

ちなみに、主人公のクレジットは「Protagonist」。

時間があればもう一度観てみたくなる作品だが、150分はさすがに長い・・。
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