映画「ゴジラ　キング・オブ・モンスターズ」

ハリウッドで製作が続くモンスターバースの第３作。
今回は、ゴジラに加え、モスラ、キングギドラ、ラドン、その他の小物モンスターが登場する。

観終わって、単なる怪獣映画ではない、よく練られた脚本に感心した。
本来相容れないモンスターと人類の関係性を、絵空事ではない形で描写している点が見事だった。
ただ、ハリウッド映画が得意とする「ファミリー」に焦点が当てられすぎていて、ご都合主義が見え隠れするのも事実。
とはいえ、さくっと登場する秘密兵器や、いくつかのBGMは、「東宝」特撮への愛にあふれている。
ラストはえっ、そこで終わり？という感じだったが、もともと次回作として「（仮）ゴジラ対キングコング」が来年公開予定なので、まぁいいのだろう。
エンド・クレジット後のおまけ映像は、さらに将来の作品を暗示していたし。
ちなみに、エンドクレジットでは、モンスターもクレジットされていた。（モスラはメス。）

鑑賞したのは吹替版だが、吹替版のイメージソングは、全部終わったあとの吹き替えクレジットで流れるだけなので大丈夫。