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2020年07月09日22:45

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1310 視覚障害者を迎えたい 01

私はオルゴールのクラブの運営をお手伝いしています。視覚障害の方をクラブにお迎えしたいというプロジェクトを、個人で勝手に始めました。むろん今は最初のステージで、フュージビリティ・スタディと言うヤツです。

最初にやったのは参考書籍の購入、「初めての音訳」(写真1)です。点字は若いころから目が不自由で、早くから点字を学んでいないと身につかないようです。病気や事故などで大人になってから視力を失った人は、音声による情報に頼りがちのようです。お金がかからない方法を採りたいので、点字ではなくてパソコンと親和性が高てく配布に便利な音声(CDとPC)を使うのが良いのではないかと思いました。スエーデンで開発されたデイジーDAISYシステムが盲人の為の音声読書システムとして既に日本でも普及しています。

その本を読みながらあちこちのサイトをチェックしていたら、私が実現したいと思っていた機械に近いデイジーシステムによるプレクストーク(写真2)が既に市販されていました。しかし弱点を見つけました。オルゴールの様なマニアックな世界の記事には、解説書が発刊されていない専門用語がドッサリ使われています。知らない専門用語が出てきたときは、マウス等をクリックすると記事の読み上げが停まり、コルタナ経由で直前に出てきた専門用語の解説を辞書の中から読み上げて欲しいものです。

ライバルも見つかりました、写真3のオーカム マイアイ2です。手持ちのメガネのツルに磁石で取り付けて使うもので、機械の前面にカメラ、耳に近い所にスピーカーが付いています。読みたい文字列(文書、駅の時刻表、機械の操作パネル等)の方向を向いてカメラの画角に入るように指で読みたい文字を指示すると、読み上げた音声が耳に届くという仕組みです。しかしこれも分からない専門用語が出てきたらどうすればいいのでしょうか。英語だと文字のシステムが単純なのですが、日本語だとひらかな、カタカナ、漢字、数字、英語やフランス語、ドイツ語が交互に登場するので、誤りなく読み上げてくれるとは思えませんし、お値段が〜ぁ!! やはり最初に考えていた辞書参照システムを開発しないといけないようです。
        https://www.youtube.com/watch?v=wsU2QLXKfUo

調べてみると色々と問題が出てくるもんです、今度は点字図書館などに行って聴いてみましょう。


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