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2019年12月08日08:42

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39年

前略

もう39年も経ってしまいましたね。
まさに「光陰矢のごとし」です。
僕はここミクシーで2005年〜2012年まで、同じ日に同じ内容の日記を書いてきました。
2013年以降は書いていないですが、忘れたことはありません。

今、それら過去の日記を読み返してみると、とても気恥しいです。
青臭いし、尊大だし、まるで世間知らずの書生が酔っぱらった勢いで書いたような内容です。
それでもそこに嘘はなかったと思っています。

僕が10歳か11歳の時、あなた(達)の歌声を聴いて、それまでにない興奮を覚えました。
あなた(達)がロックへの扉を開き、あなた(達)が水先案内人の役目を担ってくれました。
おかげで、色々と無駄遣いもしたし、ギターをかき鳴らして「うるさい!」と怒鳴られたし、中学の文化祭でエレキ・ギターを使わせろ! と先生とケンカになったりもしました(僕ら生徒は残念ながら負けました)。
嫌な思い出がいっぱいあります。
でもそれ以上に、素敵な思い出がいっぱいあります。

ギターを弾く楽しみを覚えました……ヘタクソですが。
曲を作る楽しみを覚えました……ヘタクソですが。
歌を歌う楽しみを覚えました……ヘタクソですが。
仲間が増えました……嫌な奴もいましたけどね。
そんな仲間とバンドを組んでみました……モノになりませんでした。
女の子の口説き方を覚えました……実践したら玉砕しました。
泣きたい夜の我慢の仕方を覚えました……枕を濡らした夜も多かったです。
ロックを聴いて、ここではないどこかに旅立てるようになりました……ちゃんと帰ってこれます。
人生を考えるようになりました……今も思考中です。

多分、あなた(達)に出会わなくてもロックは好きになっていたと思います。
今とは違った形での「好き」だったかも知れませんが、やはりロックは聴いていたと思います。
それでもあなた(達)との出会いはやはり別格でした。
ヨーロッパの片隅の島国生まれのあなた(達)が、アジアの片隅の島国生まれの僕に、時間も空間も文化も言語も何もかもを超越して人生を左右するような影響を与えたんだから、やはり凄いことなんです。
そういうことがこの世には起きるんです。

ほらまた、酔っぱらった書生のような日記になってしまいました。
でも仕方ないですよね。
こんな雰囲気にさせる何かがきっとあなた(達)にあるのでしょう。

また、来年も似たようなことを書こうかな、と思っています。

草々

Free As A Bird/The Beatles

Give Peace A Chance/Plastic Ono Band

(Just Like) Starting Over/John Lennon

Happy Xmas (War Is Over) John Lennon & Yoko Ono

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