mixiユーザー(id:1109283)

2019年11月20日14:43

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SEVEN

Reiの「SEVEN」を聴いた。
7曲入りミニ・アルバムで、結論から書くと前作のフル・アルバム「Rei」よりも僕は断然こちらのミニ・アルバムの方が好き。
前作の「Rei」はメジャー・デビューのフル・アルバムということもあり、色々な要素を無理やり詰め込んでしまって、一体どうやってReiというアーティストを紹介していくのか、という焦点がボケてしまっていたように感じた。
そのアルバムの感想を以前にここミクシーで書いているのだけれど「うーん、ちょっと中途半端。ギタリストとしての彼女をメインに出すのか、シンガーソングライターとしての彼女をメインに出すのか、可愛い女の子をメインに出すのか。どれもちょっとずつつまみ食いして詰め込んだら、こんなアルバムになりました、って印象」なんてまぁ生意気なことを書いている(汗)。
でも、これが偽らざる感想でもあった。

今回のミニ・アルバムは、曲数も少ないということもあるのだけれど、焦点がピシっと決まっていて、まとまりのある作品になっているように思える。
ロック調あり、ヒップホップ調あり、ブルース調あり、C&W調あり、と曲調はヴァラエティに富んではいるのだけれど、どれをとっても「Rei」という存在がきちんと示されているように感じる。
クレジットには彼女が使用したギターのメーカーとモデルが記載されているので、「ギタリスト」としての彼女を前面に押し出している印象も強いが、全曲彼女の作詞・作曲なのでソング・ライターとしての実力も発揮しているし、ヴォーカリストとしての魅力もきちんと発揮されている。
どれもReiの魅力であり、大変に僭越な書き方が許されるのならば、Rei本人も周りのスタッフも「迷いがなくなった」という印象を強く感じた(うわ、なんか本当に偉そうに書いてるなぁ……)。

つい先日、Reiが出演するテレビ番組を見たのだけれど、MCの人との対談がとてもよかった。
その対談を見た限り、Reiって凄くクレバーな印象だし、色々なことをきちんと考えているし、会話の受け答えもしっかりとしていた。
そして適度なユーモアもあって、僕としてはますます彼女に好感を持ってしまった。
そうなると不思議なもので、それまではルックスに関してはそれほど可愛いとは思わなかったのだけれど、途端に「うわ、可愛いじゃん」と豹変する、というなんとも体たらくなおじさんだったりする(大汗)。
ちなみに「Territory Blues」のミュージックヴィデオの中で彼女が弾いているギターはTEISCOのDek Rey K4Lで、Reiは通販で手に入れたそうだ。
ただしクレジットを見ると1999年製になっており、TEISCO(テスコ、日本の楽器メーカー)は1985年には生産を終了しているので、復刻モデルかもしれない。

いずれにしても今回のミニ・アルバム、僕は凄く楽しんで聴いています。

Skream!動画メッセージ/Rei

Territory Blues/Rei

Connection/Rei

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